宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:08)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/ 8 --- ---
12/ 7 --- ---
12/ 6 --- ---

黒点 12/ 8 (NOAA)
磁場 フレア
1131 12 β ---
1133 2 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:56 358 +3.4
-2 h 364 -4.7
-4 h 368 +0.6
-6 h 379 -3.4
-8 h 379 -1.8
-10 h 365 -0.1
-12 h 363 -1.4

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
09:59 -11 -24/ 5
-2 h -9 -27/ 4
-4 h -10 -26/ 9
-6 h -8 -36/ 7
-8 h -5 -37/ 10
-10 h -2 -48/ 10
-12 h 1 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^1
12/ 8 0.3 2x10^1
12/ 7 0.3 3x10^1
12/ 6 0.4 3x10^1
12/ 5 0.4 3x10^1
12/ 4 0.3 4x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点群番号 (SOHO)
SDO黒点動画 (SDO)
太陽X線 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
EIT195 (SOHO)
AIA193動画 (SDO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
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宇宙環境計測グループ
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2010/12/ 3 11:29 太陽では1131黒点群が顔を出しました。活動は静かです。太陽風は低速です。
2010/12/ 4 07:40 太陽風はかなり低速で、磁気圏も静かです。これから太陽風にCMEの影響が来るかもしれません。
2010/12/ 5 12:43 太陽風は280km/秒と低速の状態が続いています。太陽に新しい黒点が現われました。
2010/12/ 6 13:32 280km/秒の低速の太陽風が続いています。太陽に大きなフィラメントが現れています。
2010/12/ 7 11:26 太陽でフィラメントの噴出が発生しました。太陽風は低速ですが、速度は上昇しています。
最新のニュース

2010/12/ 8 13:08 更新
太陽風は低速のままですが、今後、コロナホールの影響で上昇する可能性があります。

担当 篠原

昨日のCME(太陽ガスの放出現象)の様子を、SOHO LASCO C3カメラの動画で紹介します。
太陽から南東(左下)に向かって、プラズマのかたまりが大きく噴き出しています。

この動画だと、地球へはほとんど向かっていない様です。
2〜3日後の太陽風に注目してみたいですが、
コロナホール起源の変化に混じってしまいそうです。

太陽は、1131、1133と、それぞれ大きな単一の黒点があるだけの群が2つ見えています。
X線の変動もなく、活動は静かです。

STEREO Behindで先回りをしても、活動的な領域はしばらく現われそうにありません。


太陽風は、一時的に速度380km/秒まで上がりましたが、
その前後は360km/秒と低速の状態が続いています。

磁場強度は5〜7nTとやや強まったままで、
まだこの後コロナホールの影響が強まって、速度が上がる可能性があります。

一方、太陽風磁場の南北成分は、0〜-5nTと小さい振幅ですが南寄りに推移しています。
このため、AE指数で300nTほどの小規模のオーロラ活動が連続しています。
この傾向はどこまで続くでしょうか。


SOHO EIT195の太陽コロナを見ると、
一昨日までフィラメントのあった領域が南半球側中央にやや明るく見え、
その北側にコロナホールが斜めに伸びています。

ちょうど太陽の中心をまたぐように伸びていて、
この影響が今後やって来るかもしれません。
これから5日程度先まで、高速風の傾向が続くかもしれません。



SOHO LASCO C3による、昨日のCMEの噴出の様子。
(c) SOHO (ESA & NASA)、動画加工 : 宇宙天気ニュース


SOHO衛星のEIT195カメラによる太陽コロナの様子
(c) SOHO (ESA & NASA)



SOHO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SOHO (ESA & NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。