宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:32)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/ 6 --- ---
12/ 5 --- ---
12/ 4 --- ---

黒点 12/ 6 (NOAA)
磁場 フレア
1130 1 α ---
1131 1 α ---
1132 4 β ---
1133 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:26 279 -0.5
-2 h 282 -0.6
-4 h 278 +0.4
-6 h 280 -0.6
-8 h 284 -2.1
-10 h 283 -0.2
-12 h 291 +1.8

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:59 -5 -20/ 7
-2 h -6 -22/ 4
-4 h -9 -19/ 5
-6 h -7 -17/ 4
-8 h -5 -16/ 4
-10 h -3 -12/ 6
-12 h -6 -18/ 2

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^1
12/ 6 0.4 3x10^1
12/ 5 0.4 3x10^1
12/ 4 0.3 4x10^1
12/ 3 0.4 4x10^1
12/ 2 0.4 6x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点群番号 (SOHO)
SDO黒点動画 (SDO)
太陽X線 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
EIT195 (SOHO)
AIA193動画 (SDO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
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宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
宇宙環境計測グループ
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これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2010/12/ 1 12:09 太陽で小規模の爆発現象があり、CMEが発生しているようです。太陽風は低速です。
2010/12/ 2 10:31 1130黒点群が小規模フレアを起こしています。太陽風は低速で穏やかです。
2010/12/ 3 11:29 太陽では1131黒点群が顔を出しました。活動は静かです。太陽風は低速です。
2010/12/ 4 07:40 太陽風はかなり低速で、磁気圏も静かです。これから太陽風にCMEの影響が来るかもしれません。
2010/12/ 5 12:43 太陽風は280km/秒と低速の状態が続いています。太陽に新しい黒点が現われました。
最新のニュース

2010/12/ 6 13:32 更新
280km/秒の低速の太陽風が続いています。太陽に大きなフィラメントが現れています。

担当 篠原

太陽の南東側に巨大なダークフィラメントが発生しています。
昨日のSOHO EIT195にも見えていたのですが、
SpaceWeather.comなどで紹介されています。
SDO衛星の太陽写真4種類、AIA193AIA304磁場可視光を組み合わせてみました。
それぞれの見え方の違いを比べて下さい。
磁場写真では、フィラメントをはさむように、磁場の極性がN(白)とS(黒)に切り替わっています。
また、可視光写真には何も見えていない様です。

上記のそれぞれのリンクから、最新写真を見ることができます。
今後、いつ噴き出すのか、噴き出さないのか、じっくり観望して下さい。
3〜4日後くらいに噴き出すと、地球へ向かって飛んで来そうです。


現在の太陽は、黒点群が右から1132、1131、1133と、3つ見えています。
1132群は昨日よりも薄れ、太陽の活動は静かです。


太陽風は、280km/秒とかなり遅い状態が続いています。
磁場強度は、5nTと平均的な強さに回復しています。

磁気圏もとても静かで、AE指数はほとんど変化していません。

太陽風は、明日、明後日くらいから、コロナホールの影響で、
速度が上昇するかもしれません。
前周期は、500〜600km/秒ほどに高まっていますので、
今回も同じくらいの高速風がやって来るかもしれません。

コロナホールは、横方向に淡く伸びています。
1週間程度影響が続く可能性があります。



太陽に巨大なフィラメントが現れています。SDO AIA 193、AIA304、磁場、可視光写真の組み合わせ。
(c) SDO (NASA)、動画加工 : 宇宙天気ニュース


SOHO衛星のEIT195カメラによる太陽コロナの様子
(c) SOHO (ESA & NASA)



SOHO衛星による太陽の可視光写真
(c) SOHO (ESA & NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。