宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:48)
一昨日、M5.4の中規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/ 9 --- ---
11/ 8 --- ---
11/ 7 10:28 C5.4
00:26 M5.4

黒点 11/ 9 (NOAA)
磁場 フレア
1121 12 βγ M5
1122 4 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:36 362 -1.2
-2 h 358 -2.0
-4 h 346 -1.0
-6 h 346 -1.3
-8 h 373 -2.5
-10 h 368 -3.0
-12 h 340 +1.8

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:59 -17 -12/ 4
-2 h -16 -14/ 4
-4 h -17 -14/ 2
-6 h -17 -12/ 8
-8 h -15 -19/ 5
-10 h -11 -25/ 7
-12 h -11 -27/ 28

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 3x10^1
11/ 9 0.4 2x10^2
11/ 8 0.4 3x10^2
11/ 7 0.4 2x10^2
11/ 6 0.3 2x10^2
11/ 5 0.4 3x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点群番号 (SOHO)
SDO黒点動画 (SDO)
太陽X線 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
EIT195 (SOHO)
AIA193動画 (SDO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
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宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
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宇宙環境計測グループ
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これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2010/11/ 4 11:03 太陽の東端で、Cクラスのフレアが発生しています。太陽風は低速ですが、弱いオーロラ活動が発生しています。
2010/11/ 5 11:49 M1.6の中規模フレアが発生しました。発生箇所の1121黒点群は、太陽のこちら側に姿を現しました。
2010/11/ 6 12:18 1121黒点群で、M1.0の中規模フレアが発生しました。磁気圏は静穏です。
2010/11/ 7 06:55 1121黒点群で、M5.4の中規模フレアが発生しました。
2010/11/ 8 11:02 1121黒点群の活動は続いています。太陽風はとても低速の状態です。
最新のニュース

2010/11/ 9 11:48 更新
太陽のフレア活動は穏やかになっています。太陽風の速度はやや上昇しましたが、低速風が続いています。

担当 篠原

1121黒点群のフレア活動は、一段落となっています。
昨日の朝以降、X線のデータはレベルがやや下がり、フレアの変化はなくなっています。
このまま弱まっていくのか、一休みの後、再び活動を強めるのか、
もうしばらく注目してください。

太陽では、中心からやや北西(右上)側にも、小さな1122黒点群が見えています。
こちらも特に活動はしていません。


太陽風は、昨夜、8日21時(世界時8日12時)頃から、速度がやや上昇し、
それまでの280km/秒とかなり遅い状態から、
370km/秒とやや遅めという速度に変わりました。

それに先立って、磁場強度も一時的に10nTを超えるほどにまで強まっています。
磁場強度は、速度が上昇するとともに下がり始め、現在は7nT程度に下がっています。

太陽風の変動の影響で、磁気圏でも小規模のオーロラ活動が発生しています。
AE指数のグラフでは、
図の中ほどに300nT程の変化が数時間にわたって観測されています。


今回の太陽風の変化は小規模で、
この後も基本的には低速の穏やかな状態が続くと思われます。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。