宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (06:55)
今日、M5.4の中規模フレアが発生しました。
また、M1.6の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/ 7 00:26 M5.4
11/ 6 17:21 C1.7
13:37 C4.5
11:11 C2.0
11/ 5 22:05 M1.0
09:49 C9.7
08:28 M1.6

黒点 11/ 6 (NOAA)
磁場 フレア
1120 2 β ---
1121 7 β M5

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
06:45 296 -0.2
-2 h 291 -1.0
-4 h 289 -0.3
-6 h 289 -0.2
-8 h 292 -0.5
-10 h 295 -0.2
-12 h 293 -1.7

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
05:59 -12 -12/ 2
-2 h -12 -10/ 5
-4 h -12 -13/ 5
-6 h -12 -11/ 4
-8 h -12 -13/ 4
-10 h -12 -13/ 3
-12 h -12 -15/ 7

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^2
11/ 7 0.3 2x10^2
11/ 6 0.3 2x10^2
11/ 5 0.4 3x10^2
11/ 4 0.4 3x10^2
11/ 3 0.4 4x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点群番号 (SOHO)
SDO黒点動画 (SDO)
太陽X線 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
EIT195 (SOHO)
AIA193動画 (SDO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2010/11/ 2 09:44 1117黒点群は最後にC1のフレアを起こしました。太陽風は300km/秒近くまで遅くなっています。
2010/11/ 3 07:38 330km/秒ほどの低速の太陽風が続いています。太陽も穏やかです。
2010/11/ 4 11:03 太陽の東端で、Cクラスのフレアが発生しています。太陽風は低速ですが、弱いオーロラ活動が発生しています。
2010/11/ 5 11:49 M1.6の中規模フレアが発生しました。発生箇所の1121黒点群は、太陽のこちら側に姿を現しました。
2010/11/ 6 12:18 1121黒点群で、M1.0の中規模フレアが発生しました。磁気圏は静穏です。
最新のニュース

2010/11/ 7 06:55 更新
1121黒点群で、M5.4の中規模フレアが発生しました。

担当 篠原

7日0時半(世界時6日15時半)に、
1121黒点群で、M5.4の中規模フレアが発生しました。

一段と大きなフレアを起こして、
1121黒点群の活動度は更に活発化している様です。
今後は、Xクラスの大規模フレアの発生にも、注意が必要でしょう。

フレアの様子から考えて、CMEを伴っている可能性があります。
しかし、まだ地球から見て斜め方向なので、大きな影響はないでしょう。

1121黒点群は、黒点としては相変わらず小さなものが数個見える程度です。
昨日の写真と比べると、少し増えてはいますが、
特に拡大している訳ではありません。


太陽風は、速度300km/秒とかなり低速です。
磁場強度も、3nTと弱めで推移しています。

磁気圏も静穏で、AE指数はほとんど変化していません。

太陽風は、引き続き低速の穏やかな状態が続くでしょう。



SOHO衛星のEIT195カメラによる太陽コロナの様子
(c) SOHO (ESA & NASA)



SOHO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SOHO (ESA & NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。