宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:05)
昨日、C1.5の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/21 --- ---
10/20 20:41 C1.5
10/19 15:45 C1.4
01:18 C2.5

黒点 10/21 (NOAA)
磁場 フレア
1112 2 α C3
1113 3 β ---
1115 2 β ---
1117 2 α ---
1118 2 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:56 404 +2.7
-2 h 402 -1.1
-4 h 413 -0.7
-6 h 443 +0.9
-8 h 438 +1.4
-10 h 439 +3.3
-12 h 441 +0.5

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
09:59 -15 -/ 3
-2 h -16 -/ 2
-4 h -15 -25/ 4
-6 h -15 -20/ 2
-8 h -15 -19/ 8
-10 h -16 -28/ 5
-12 h -18 -28/ 7

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 7x10^1
10/21 0.4 1x10^2
10/20 0.4 1x10^2
10/19 0.4 4x10^2
10/18 0.5 2x10^2
10/17 0.4 6x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点群番号 (SOHO)
SDO黒点動画 (SDO)
太陽X線 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
EIT195 (SOHO)
AIA193動画 (SDO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
宇宙天気用語集
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NICT宇宙天気情報センター
宇宙環境計測グループ
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2010/10/16 11:14 低速の穏やかな太陽風が続いています。太陽も穏やかです。
2010/10/17 10:06 M2.9の中規模フレアが発生しました。太陽風は低速です。
2010/10/18 11:16 1112黒点群でCクラスのフレアが発生しています。太陽風磁場南向きの影響で、オーロラが活発化しました。
2010/10/19 11:40 1112黒点群でCクラスの小規模フレアが発生しました。太陽風と磁気圏は穏やかです。
2010/10/20 15:38 1112黒点群の小さな活動が続いています。太陽風は平均的な状態です。
最新のニュース

2010/10/21 11:05 更新
太陽風は平均的な状態です。オーロラ活動は穏やかです。

担当 篠原

昨日のニュース以降、フレアの活動は弱まっていて、
20日21時(世界時20日12時)に、C1.5の小規模フレアが起きた程度です。

フレア活動を起こしていた1112黒点群は、太陽の西側に隠れつつあります。
この後は、1112群は地球からは見えなくなるため、影響はなくなります。

太陽面に見える黒点としては、南に1115群、中央付近に1113群、東端に1117群と、
それぞれ大きな黒点がひとつ見えています。
これらの群に目立ったフレア活動はなく、太陽は穏やかな状態です。


太陽風は、昨日より今日の早朝までは440km/秒が継続していましたが、
今朝に入って400km/秒へ少し下がっています。
もうしばらく、このくらいの速度が続くのではないでしょうか。

太陽風磁場は、強度は5nTと普通の状態で、
南北成分は0nT付近からやや北寄りに推移しています。
このため、オーロラ活動は概ね弱く、
AE指数は変化の見られない時間帯が長くなっています。

SOHO EIT195を見ると、赤道付近に広がるコロナホールが太陽の中心線に達しています。
このため、3日後の24日くらいから高速風がやって来ると思われます。
このコロナホールは、前周期にはほとんど見られませんでした。
従って、今回は前周期の太陽風の変化(最高で550km/秒程度)よりも
大きな乱れがやって来る可能性があります。



SOHO衛星のEIT195カメラによる太陽コロナの様子
(c) SOHO (ESA & NASA)



SOHO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SOHO (ESA & NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。