宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:27)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/14 --- ---
9/13 --- ---
9/12 --- ---

黒点  9/14 (NOAA)
磁場 フレア
1106 7 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:15 296 -2.3
-2 h 288 +1.5
-4 h 293 -0.3
-6 h 296 +0.2
-8 h 298 -2.1
-10 h 303 -1.2
-12 h 302 -1.1

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
09:59 -13 -23/ 11
-2 h -13 -9/ 6
-4 h -14 -11/ 5
-6 h -16 -5/ 4
-8 h -15 -10/ 5
-10 h -15 -11/ 6
-12 h -14 -7/ 3

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^2
9/14 0.4 2x10^2
9/13 0.4 1x10^2
9/12 0.4 8x10^1
9/11 0.3 6x10^1
9/10 0.6 5x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
太陽黒点 (SOHO)
太陽可視光 (SOHO)
太陽X線 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
EIT195 (SOHO)
AIA193 (SDO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Live!オーロラ (遊造)
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
宇宙環境計測グループ
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2010/ 9/ 9 11:20 C3.4の小規模フレアが発生しました。太陽風は低速風に戻っています。
2010/ 9/10 11:49 太陽風の速度は450km/秒とやや高速です。太陽は穏やかです。
2010/ 9/11 12:56 太陽風は平均的な速度に戻りました。太陽の東から新しい黒点が現われました。
2010/ 9/12 12:39 太陽風は低速で、穏やかです。CMEが発生しています。
2010/ 9/13 10:37 太陽風は300km/秒の低速状態です。太陽活動も穏やかです。
最新のニュース

2010/ 9/14 10:27 更新
太陽風は低速で、磁気圏も静かです。太陽も静穏です。

担当 篠原

太陽風は、300km/sとかなり遅い速度で安定しています。
磁場強度は、4nT前後を変化していて、
平均的な強さです。

磁場の南北成分は、南北に振れながら変化していますが、
速度が遅いため、オーロラの活動は低調です。
AE指数は全く変化していません。

太陽風は、11日のCMEの影響が、
今日から明後日くらいにかけて、
やって来る可能性があります。
乱れとしては、小規模に留まるでしょう。

それがなければ、穏やかな太陽風は、
27日周期の図によると、20日頃まで続くと予想されます。
ただし、今日のSOHO EIT195によると、
発生源のコロナホールの位置は、
東側に少しずれている様です。
そうであれば、高速風の到来は遅れることになります。
明後日くらいになると、
よりはっきりと分かるでしょう。


太陽の活動は、穏やかです。
X線のグラフは、目立った変化をしていません。
1106黒点群の活動は、低調の様です。



SOHO衛星のEIT195カメラによる太陽コロナの様子
(c) SOHO (ESA & NASA)



SOHO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SOHO (ESA & NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。