宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:32)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏内が荒れています。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/31 --- ---
8/30 --- ---
8/29 --- ---

黒点  8/31 (NOAA)
磁場 フレア
1101 1 α ---
1102 7 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:26 344 -0.3
-2 h 356 +1.4
-4 h 359 +0.4
-6 h 372 +0.1
-8 h 383 +1.0
-10 h 388 +1.4
-12 h 393 +0.8

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:59 -12 -47/ 3
-2 h -13 -43/ 20
-4 h -13 -22/ 12
-6 h -13 -15/ 6
-8 h -13 -18/ 2
-10 h -13 -18/ 3
-12 h -13 -17/ 3

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 6x10^3
8/31 0.5 9x10^3
8/30 0.4 1x10^4
8/29 0.4 1x10^4
8/28 0.5 1x10^4
8/27 0.4 3x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
太陽黒点 (SOHO)
太陽可視光 (SOHO)
太陽X線 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
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Live!オーロラ (遊造)
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情報ページ
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Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2010/ 8/26 13:10 600km/秒台の高速太陽風が続いています。オーロラ活動も続いています。
2010/ 8/27 09:19 640km/秒の高速太陽風が続いています。放射線帯が強まっています。
2010/ 8/28 11:31 高速風は660km/秒に高まっています。高速風は、そろそろ低下に転じるでしょう。
2010/ 8/29 17:10 太陽風の速度は500km/秒を割り、高速太陽風は終わりつつあります。
2010/ 8/30 12:20 太陽風は、平均的な速度に戻りつつあります。太陽も穏やかです。
最新のニュース

2010/ 8/31 13:32 更新
太陽風の速度は340km/秒まで下がっています。磁気圏はとても静かです。

担当 篠原

太陽風の速度は、どんどん下がっています。
今日は、340km/秒まで下がりました。
このあたりで、速度の低下は一段落と思われます。

一方、プラズマの密度はとても少ない状態が続いています。
速度のグラフが散らばっているのは、測定器が影響を受けているためです。
ACEの図では、密度はそろそろ増え始めそうですが、
現在の太陽風は、とても希薄でとても遅い風(それでも、秒速300km/秒以上あるのですが)になっています。


磁気圏も静穏です。
AE指数は、完全に平坦です。
太陽風の速度が遅いこともありますが、
磁場の南北成分がずっと北寄りになっているため、
磁気圏へエネルギーがあまり流れ込まないためです。


穏やかな太陽風は、このあとも長い期間続くでしょう。
SOHO EIT195の太陽コロナ写真を見ると、小さなコロナホールは散在して見えるのですが、
まとまった大きさの物はなく、太陽風への影響は小さいと考えられます。


放射線帯の高エネルギー電子は、また少し下がって、10,000を割りました。
この後も、ゆっくりと減少が続きます。


太陽では、1102黒点群がまた少し大きくなっているようです。
EIT195での輝きも増しています。
X線のグラフでは、Bクラスの小さな変化も起こしています。

まだ大きな変化を起こすことはなさそうですが、
更に発達するかどうか注目して下さい。



SOHO衛星のEIT195カメラによる太陽コロナの様子
(c) SOHO (ESA & NASA)



SOHO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SOHO (ESA & NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。