宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:22)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/ 3 --- ---
4/ 2 --- ---
4/ 1 --- ---

黒点  4/ 3 (NOAA)
磁場 フレア
1057 4 α ---
1059 4 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:15 512 +1.8
-2 h 520 +3.1
-4 h 512 -1.6
-6 h 468 -2.7
-8 h 447 +2.2
-10 h 459 +0.5
-12 h 454 -0.1

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:59 -20 2/ 10
-2 h -26 -2/ 5
-4 h -26 -5/ 9
-6 h -23 5/ 6
-8 h -21 8/ 17
-10 h -21 2/ 7
-12 h -23 -4/ 13

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 4x10^2
4/ 3 0.5 6x10^2
4/ 2 0.6 9x10^1
4/ 1 0.7 6x10^1
3/31 0.6 1x10^1
3/30 0.7 9x10^0

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期 (NICT)
短期太陽風電子
太陽黒点 (SOHO)
太陽X線 (GOES)
活動領域 (NASA)
EIT284 (SOHO)
EIT195 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
宇宙環境計測グループ
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2010/ 3/29 09:04 1057黒点群は穏やかです。小規模のオーロラ活動が発生しています。
2010/ 3/30 09:52 1057黒点群が小さくなっているようです。太陽風は低速風になっています。
2010/ 3/31 09:20 CMEが2方向に発生しています。太陽風は400km/秒前後で穏やかです。
2010/ 4/ 1 10:01 太陽風の磁場が強まっています。小規模のオーロラ活動が続いています。太陽は静穏です。
2010/ 4/ 2 08:49 太陽風磁場南向きの影響で、オーロラ活動がやや活発に続いています。
最新のニュース

2010/ 4/ 3 11:22 更新
太陽風磁場の南北変動の影響で、小規模のオーロラ活動が続いています。

担当 篠原

昨日、450km/秒に上がった太陽風の速度は、そのまま、やや高速の状態が続きました。
今朝に入ってもう一段上がり、現在は520km/秒の高速風となっています。
磁場強度も、5〜8nTとやや強めの状態が続いています。

磁場変化では、特に南北成分が-5nTのレベルまで頻繁に南向きに振れていて、
その影響でオーロラ活動が連続的に発生しています。
AE指数では、300〜600nTくらいの小規模変動が頻繁に観測されています。
昨夜は月明の中でしたが、アラスカのライブカメラ(Live! オーロラ)でも、
全天でオーロラが舞う様を見ることができました。


現在の太陽風の変化は、コロナホールと対応してないため、
どのくらい続くのかなど、今後の変化が読みにくいところです。
それでも、これ以上更に速度が高まって、大きく乱れることはないでしょう。
基本的には、落ち着いていく方向ではないかと思います。

そして、SOHO EIT195の写真では、コロナホールが太陽の中心部に更に近づいています。
4〜5日後くらいには、ここからの影響が地球へやって来るでしょう。
北極側のシーズン最終盤のオーロラ活動にも注目してください。


太陽風の変動の影響で、放射線帯の高エネルギー電子がやや増加しています。
まだ、警戒レベルよりもずっと下ですが、このくらい増えるだけでもまだまだ珍しいところです。
もう少し増えるのではないかと思いますが、どこまで行くでしょうか。


太陽は、1057、1059黒点群ともに穏やかです。



SOHO EIT195による太陽コロナ。3日10時半(世界時3日1時半)。
(c) SOHO (ESA & NASA)


SOHOによる太陽可視光写真。1057黒点群、1059黒点群ともに穏やかです。
(c) SOHO (ESA & NASA)


ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



シベリアで観測された3日間の磁場データ
右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) NICT
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。