宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (08:49)
太陽フレアは静かです。
太陽風南向き磁場がやや強くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/ 2 --- ---
4/ 1 --- ---
3/31 --- ---

黒点  4/ 1 (NOAA)
磁場 フレア
1057 2 β ---
1059 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
08:33 444 -3.0
-2 h 436 -2.1
-4 h 419 -0.1
-6 h 426 +0.8
-8 h 423 -1.0
-10 h 399 -4.3
-12 h 387 -4.6

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
07:59 -26 5/ 9
-2 h -24 -2/ 5
-4 h -25 -2/ 3
-6 h -28 -4/ 9
-8 h -30 9/ 40
-10 h -30 -19/ 20
-12 h -25 0/ 4

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 7x10^0
4/ 2 0.6 1x10^1
4/ 1 0.7 6x10^1
3/31 0.6 1x10^1
3/30 0.7 9x10^0
3/29 0.6 9x10^0

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期 (NICT)
短期太陽風電子
太陽黒点 (SOHO)
太陽X線 (GOES)
活動領域 (NASA)
EIT284 (SOHO)
EIT195 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
宇宙環境計測グループ
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2010/ 3/28 10:16 Cクラスの小規模フレアが4回発生しました。太陽風は400km/秒で安定しています。
2010/ 3/29 09:04 1057黒点群は穏やかです。小規模のオーロラ活動が発生しています。
2010/ 3/30 09:52 1057黒点群が小さくなっているようです。太陽風は低速風になっています。
2010/ 3/31 09:20 CMEが2方向に発生しています。太陽風は400km/秒前後で穏やかです。
2010/ 4/ 1 10:01 太陽風の磁場が強まっています。小規模のオーロラ活動が続いています。太陽は静穏です。
最新のニュース

2010/ 4/ 2 08:49 更新
太陽風磁場南向きの影響で、オーロラ活動がやや活発に続いています。

担当 篠原

昨日から今日にかけて、やや活発なオーロラ活動が続いています。
AE指数では、300nTから900nTくらいまでの小中規模の変動が、
ずっと観測されています。

昨日、太陽風の磁場強度が10nTくらいに強まっていましたが、
南北成分も、-5nTくらいのまとまった南を向く時間が長く続いたためです。

太陽風の速度は、400〜450km/秒と平均的なレベルで、特に上がっていた訳ではありません。
オーロラ活動の強まりが小中規模に留まっていたのは、このためでしょう。


現在の太陽風は、速度は450km/秒と若干上がっていますが、
磁場強度は5nTと普通の強さに戻っています。
南寄りの傾向は続いている様で、引き続き小規模のオーロラ活動は期待できそうです。

しかし、太陽風磁場の強まりという変化はこれで落ち着き、
この後は、基本的には穏やかな太陽風になるでしょう。


SOHO EIT195では、東半球を縦に伸びるコロナホールの姿が、はっきりと見えてきました。
赤道付近から北半球の高緯度に向かって、黒い筋がしっかりと伸びています。
この様子だと、ある程度まとまった高速風がやってきそうです。
太陽の中心線に達するまでに2日ほどと見込むと、
高速風の始まりは、5〜6日後くらいでしょうか。


太陽は静穏です。
X線のグラフにはフレアの変化は見られず、全体の強度も次第に下がっています。
可視光写真は、カラーバランスが少しおかしくなっていますが、
1057黒点群(右側)の横には、白斑が見えています。



SOHO EIT195による太陽コロナ。2日8時半(世界時1日23時半)。
(c) SOHO (ESA & NASA)


SOHOによる太陽可視光写真。右上、1057黒点群。左下1059黒点群。
(c) SOHO (ESA & NASA)


ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



シベリアで観測された3日間の磁場データ
右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) NICT
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。