宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

 
当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:57)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/ 3 --- ---
9/ 2 --- ---
9/ 1 --- ---

黒点  9/ 3 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:45 337 -0.2
-2 h 335 +1.2
-4 h 343 -0.3
-6 h 336 +0.2
-8 h 346 +0.8
-10 h 357 +0.1
-12 h 369 +0.1

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 -14 -/ -
-2 h -14 -/ -
-4 h -13 -/ -
-6 h -14 -/ -
-8 h -14 -/ -
-10 h -14 -/ -
-12 h -14 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^1
9/ 3 0.6 2x10^1
9/ 2 0.5 3x10^1
9/ 1 0.5 2x10^1
8/31 0.7 1x10^1
8/30 0.5 1x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期 (NICT)
短期太陽風電子
太陽黒点 (SOHO)
太陽X線 (GOES)
活動領域 (NASA)
EIT284 (SOHO)
EIT195 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
宇宙環境計測グループ
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2009/ 8/29 13:55 低速の穏やかな太陽風が続き、磁気圏も静かです。
2009/ 8/30 12:14 太陽風の速度は380km/秒とやや上がりましたが、穏やかな状態が続いています。太陽も無黒点のままです。
2009/ 8/31 09:43 太陽風がやや高速になっています。強い南向き磁場の影響で、オーロラ活動が強まりました。
2009/ 9/ 1 09:13 太陽風の速度は420km/秒に下がっています。磁気圏は比較的穏やかです。
2009/ 9/ 2 10:06 1025黒点群が出現していました(もう消えています)。太陽風は400km/秒付近で穏やかです。
最新のニュース

2009/ 9/ 3 11:57 更新
太陽風は低速風に変わり、とても穏やかです。

担当 篠原

太陽風の速度は、350km/秒と低速になり、落ち着いています。
磁場強度も、2nTと弱まったままで、太陽風の乱れが来る気配は見られません。

27日周期の図で言うと、前周期と比較して既に1日遅れています。
このまま穏やかに推移するのか、遅れてやってくるのか、
今日、明日くらいは注目です。

今のところ、磁気圏も非常に静穏です。


太陽風に乱れが来なかった場合、
このまま低速の静かな風が10日以上続くことになりそうです。


太陽は、無黒点のままです。
しかし、SOHO EIT195を見ると、1025黒点群のあった場所が、比較的しっかりと光っています。
黒点が復活しそうにも見えますが、どうなるでしょうか。

SIDCより、8月の黒点数が発表されました。
見事に1ヶ月間連続無黒点でした。
いつもの表とグラフは、来週掲載します。
申し訳ありませんが、しばらくお待ちください。



SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。3日12時(世界時3日3時)。
(c) SOHO (ESA & NASA)


ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



シベリアで観測された3日間の磁場データ
右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) NICT
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点
(c) SOHO (ESA & NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC





この情報ページについて、コメント、要望などがありましたら、
篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。