宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

 
当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (08:34)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/21 --- ---
5/20 --- ---
5/19 --- ---

黒点  5/20 (NOAA)
磁場 フレア
1017 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
08:21 335 +5.5
-2 h 309 +3.1
-4 h 312 +6.3
-6 h 295 +5.0
-8 h 284 +0.7
-10 h 279 +0.4
-12 h 280 -0.3

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
07:59 -7 21/ 8
-2 h -7 23/ 9
-4 h -8 19/ 8
-6 h -9 20/ 6
-8 h -12 17/ 3
-10 h -12 17/ 2
-12 h -12 17/ 4

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^1
5/21 0.4 3x10^1
5/20 0.8 2x10^1
5/19 0.6 3x10^1
5/18 0.6 2x10^1
5/17 0.6 2x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期 (NICT)
短期太陽風電子
太陽黒点 (SOHO)
太陽X線 (GOES)
活動領域 (NASA)
EIT284 (SOHO)
EIT195 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2009/ 5/16 08:06 太陽風の速度は300km/秒台前半の低速風になっています。プレアデス星団が見えてきました。
2009/ 5/17 11:06 穏やかな太陽風が続いています。磁気圏も静穏です。1017黒点群は小さいままです。
2009/ 5/18 13:06 太陽風の密度が減少しています。速度は300km/秒に下がり、低速風です。
2009/ 5/19 10:06 300km/秒とかなり遅い太陽風が続いています。磁気圏も静かです。
2009/ 5/20 10:06 太陽風は、速度280km/秒とさらに低速になっています。太陽は無黒点にもどった様です。
最新のニュース

2009/ 5/21 08:34 更新
太陽風は、330km/秒と低速です。太陽は無黒点になりました。

担当 篠原

遅い太陽風が続いています。
昨日より、280km/秒とかなり遅い状態が続いていましたが、
今朝に入って少し上げて、現在は330km/秒ほどです。
かなり遅いという状況は変わっていません。

少なくなっていた太陽風のプラズマ密度は、
昨日のニュースの頃に回復しましたが、
以降も数個/cm^3を保っています。
密度の少ない領域は抜け出した様です。

太陽風の磁場強度は、今朝に入って7nTくらいに少し強まっています。
27日周期の図では、前周期のこの頃に、速度が400km/秒へ上がる変化が見られます。
これに対応する変化が来るのかもしれません。


磁気圏はとても静かです。
AE指数は全く変化していません。


太陽では、1017黒点群は消えて、無黒点になっています。
SOHOI EIT195では、2つの活動領域は西側に沈みつつあり、
残った方の活動領域も、目立った大きさではありません。



SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。21日7時半(世界時20日22時半)。
(c) SOHO (ESA & NASA)


SOHOによる、太陽可視光写真。太陽は無黒点になったようです。21日6時(世界時20日21時)。
(c) SOHO (ESA & NASA)


ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



シベリアで観測された3日間の磁場データ
右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) NICT
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC





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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。