宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

 
当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:27)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/16 --- ---
8/15 --- ---
8/14 --- ---

黒点  8/16 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:19 359 -0.9
-2 h 357 +0.9
-4 h 354 +2.8
-6 h 375 +2.2
-8 h 386 +0.6
-10 h 391 +0.7
-12 h 390 -0.3

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:59 -6 -8/ 7
-2 h -7 -1/ 5
-4 h -8 4/ 1
-6 h -9 5/ 3
-8 h -10 7/ 3
-10 h -10 7/ 2
-12 h -10 9/ 3

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^3
8/16 0.6 2x10^3
8/15 0.6 2x10^3
8/14 0.5 2x10^4
8/13 0.5 1x10^4
8/12 0.5 1x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期 (NICT)
短期太陽風電子
太陽黒点 (SOHO)
太陽X線 (GOES)
活動領域 (NASA)
EIT284 (SOHO)
EIT195 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
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宇宙天気日報
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宇宙環境計測グループ
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2008/ 8/11 09:10 600km/秒の高速太陽風が続いています。磁気圏のオーロラ活動も続いています。
2008/ 8/12 08:48 600km/秒の高速太陽風が続いています。太陽風速度は、これから次第に下がって行くでしょう。
2008/ 8/13 08:37 太陽風の速度は、550km/秒へ下がりました。高速風は終わりに向かっています。
2008/ 8/14 08:52 高速太陽風は終わりつつあります(460km/秒)。磁気圏も静穏になっています。
2008/ 8/15 08:53 太陽風は、通常の速度に戻りました(420km/秒)。磁気圏も静穏です。
最新のニュース

2008/ 8/16 11:27 更新
太陽風は低速になり(350km/秒)、磁気圏はとても穏やかです。

担当 篠原

太陽風の速度は更に下がり、350km/秒の低速風になっています。
昨日以降、目立った乱れはなく、
結局、前周期同様の穏やかな太陽風が続いています。
磁場強度も2nTに弱まったままです。

磁気圏も、非常に穏やかな状態が続いています。
AE指数にはほとんど変化が見られません。


明日、もしくは明後日くらいから、次の高速風がやって来そうです。
27日周期の図で予想すると、高速風の到来は18日の遅くになりそうですが、
今回、コロナホールがやや広がっている様ですので、
到来も早まる可能性があります。
高速風の規模は、前周期と似た様なものでしょう。


太陽は無黒点が続いています。
7月21日以来、昨日までで26日間継続しています。
今極小の最長は、昨年10-11月にかけて続いた28日間だったのですが、
STEREOによる現在の太陽の様子では、これを超えるかもしれません。

放射線帯高エネルギー電子は、1000で安定しています。



STEREO衛星が撮影した、太陽コロナの写真。16日10時(世界時16日1時)。
(c) NASA


ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



シベリアで観測された3日間の磁場データ
右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) NICT
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点
(c) SOHO (ESA & NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC





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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。