宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

 
当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:50)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/ 8 --- ---
11/ 7 --- ---
11/ 6 --- ---

黒点 11/ 8 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:44 281 +0.3
-2 h 272 -1.2
-4 h 270 +0.7
-6 h 267 +0.1
-8 h 260 +0.6
-10 h 257 -0.8
-12 h 250 +1.2

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -11 -/ -
-2 h -11 -/ -
-4 h -11 -/ -
-6 h -11 -/ -
-8 h -11 -/ -
-10 h -10 -/ -
-12 h -11 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 4x10^2
11/ 8 0.6 7x10^2
11/ 7 0.7 7x10^2
11/ 6 0.6 9x10^2
11/ 5 0.5 3x10^3
11/ 4 0.6 3x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期 (NICT)
短期太陽風電子
太陽黒点 (SOHO)
太陽X線 (GOES)
活動領域 (NASA)
EIT284 (SOHO)
EIT195 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
宇宙環境計測グループ
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2007/11/ 3 10:32 太陽風の速度は更に下がり(300km/秒)、宇宙天気全体がとても静かです。
2007/11/ 4 10:36 低速の太陽風が続いています(320km/秒)。磁気圏もとても静かです。
2007/11/ 5 10:23 低速の太陽風が続いています。ホームズ彗星を紹介します。
2007/11/ 6 12:36 太陽風の速度はもう一段下がり(280km/秒)、たいへん穏やかになっています。
2007/11/ 7 10:29 太陽風はとても低速で、磁気圏も穏やかです。1ヶ月ぶりに黒点が現れました。
最新のニュース

2007/11/ 8 12:50 更新
とても速度の遅い太陽風が続いています。磁気圏もとても静かです。

担当 篠原

かなり速度の遅い太陽風が続いています。
昨日より、260km/秒の状態が続きましたが、
今朝に入ってやや上がって、現在は280km/秒です。

磁気圏もたいへん穏やかで、AE指数はほとんど平らです。
シベリア磁場データを見ても、3日間通して全く変化が見られません。


27日周期の図によると、昨日切り替わったセクターがまた戻っています。
太陽の磁場構造もいろいろと変化しているようです。
前周期の太陽風を見ると、これから磁場強度がやや強まる変化が見られそうですが、
今周期はどうなるでしょうか。

SOHO EIT284の太陽コロナ写真では、太陽の東端(左端)に細長く、
コロナホールの黒い筋が見えています。
前周期とは様子が変わっている様です。
明日か明後日になれば、分布がはっきりと分かるでしょう。


予想通りというか、昨日出現した太陽の小さな黒点は、
今日は見えなくなってしまいました。
太陽は再び無黒点です。

SOHO EIT284を見ると、東端(左端)から明るい領域が上がりつつあります。
ここに黒点はあるでしょうか。




SOHO衛星EIT284カメラの映像
(c) SOHO (ESA & NASA)

最新映像


ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



シベリアで観測された3日間の磁場データ
右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) NICT
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点
(c) SOHO (ESA & NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC





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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。