宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)
宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
|
| 当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
|
| 太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 | |
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2006/ 7/30 16:00 更新 太陽風の速度は450km/秒に下がっています。磁気圏は静穏です。 担当 篠原 太陽風はゆっくりと速度を下げ続け、450km/秒とやや高速くらいになっています。 今回の高速風は、最高速は700km/秒と高かったのですが、 継続期間としては、2日ほどで終わってしまいました。 磁気圏は静穏です。 これは、速度が下がってきた事もありますが、 太陽風磁場が2〜4nTと強度が弱く、北寄りの傾向を持っていたためです。 AE指数にはほとんど変化がありません。 SOHO EIT284の最新写真がありませんので、昨日の写真と、その27日前の写真を掲載します。 コロナホールはほぼ同じ位置にあり、暗い部分はやや広がっているように見えます。 従って、前周期と比較的似た太陽風の変化が見られるのではないでしょうか。 明後日、8月1日くらいから速度の上昇が始まると予想されます。 太陽のフレア活動は穏やかです。 黒点は901群が小さな姿を見せている程度です。 引き続き穏やかな状態が続くでしょう。 一週間ぶりにヤップ島より帰国しました。 帰ってみるとヤップ島に負けない猛暑で、驚いています。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC  リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT  27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA)  GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC  | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
