宇宙天気 2004/ 8/24

宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)
当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

リアルタイムデータ

27日周期 (NICT)

短期・太陽風・電子

太陽黒点 (SOHO)

太陽X線 (GOES)

活動領域 (NASA)

EIT284 (SOHO)

EIT195 (SOHO)

情報ページ

Space Environment Center

これまでの経過 (過去のニュースの全リスト): 2004/ 8/19 10:41　X1.8の大規模フレアが発生しました。太陽風および磁気圏は穏やかです。; 2004/ 8/20 11:54　太陽風は低速で、磁気圏は穏やかです。太陽西縁できれいなプロミネンスが見えていました。; 2004/ 8/21 10:28　太陽風磁場が強まっています。南向きですが、低速のため磁気圏はやや活動的な程度です。; 2004/ 8/22 06:43　太陽風の速度がやや上昇しています(470km/秒)。; 2004/ 8/23 10:51　太陽風の速度は静穏レベルに戻りました。フレア活動は見られません。; 最新のニュース

2004/ 8/24 10:50　更新
太陽風、磁気圏ともに穏やかです。太陽フレアの活動も見られません。

担当　篠原

現在、太陽風は穏やかです。
速度は静穏レベルの380km/秒。磁場強度も通常レベルの4nTです。
地球の磁気圏内も静穏で、オーロラの活動はほとんど見られません。

昨日のニュースで、SOHO EIT284太陽画像の太陽面南西(右下)に見える、
小規模のコロナホールによる高速太陽風の影響が見られるかもしれないと書いていましたが、
現時点ではその気配は見られず、地球への影響は無さそうです。
このコロナホールを過ぎると、太陽面東半分(左半分)にはコロナホールは見られません。
これからしばらく、1週間から10日程度穏やかな日が続きそうです。

太陽面も細かな黒点群が散在するだけです。
フレア(太陽爆発)活動もなく、とても穏やかです。

SOHO衛星のEIT284カメラの映像
(c) SOHO (ESA & NASA)

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