宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)
宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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| 当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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| 太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 | |
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2004/ 7/ 7 10:15 更新 太陽黒点がほとんど見えなくなっています。太陽風の速度は380km/秒に下がっています。 担当 篠原 太陽黒点がほとんど見えなくなっています。 X線のレベルも低く、目立ったフレア活動は起こらないでしょう。 太陽風の速度は緩やかに低下し、更に380km/秒まで下がっています。 太陽風磁場も多少揺れていますが、北寄りが主です。 このため磁気圏はたいへん穏やかで、 オーロラの活動を示すAE指数のグラフにはほとんど変化が現れていません。 この穏やかな宇宙天気はもう3〜4日程度続くでしょう。 27日周期の図によると、これから明日にかけて、太陽風磁場の方向が 「地球から太陽向き」から「太陽から地球向き」に切り替わる現象が見られます。 (2枠めの青線と薄い黄色線が重なった「セクター」というグラフをご覧下さい) このことで直接磁気圏が乱れるという事はありませんが、 前周期ではその後に太陽風の乱れが発生していますので、今後の変化を探る資料になります。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA)  GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC  ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC  リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT  27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
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