宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

 
当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

リアルタイムデータ
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これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2004/ 4/15 13:21 太陽風の速度は350km/秒まで下がっています。磁気圏はたいへん穏やかです。
2004/ 4/16 13:28 太陽風の磁場が強まり、オーロラ活動がやや活発になっています。
2004/ 4/17 14:31 引き続き、オーロラ活動がやや活発です。
2004/ 4/18 17:29 太陽風速度が低下し、オーロラ活動は弱まっています。
2004/ 4/19 12:38 太陽風の速度が350km/秒まで下がっています。磁気圏は穏やかです。
最新のニュース

2004/ 4/20 11:26 更新
磁気圏は静穏です。ブラッドフィールド彗星がSOHOの画面を去りつつあります。

担当 篠原

ブラッドフィールド彗星が、太陽を横切ってSOHO衛星の画面から去りつつあります。
長い尾が楽しめるのも今日までです。明日は尾だけになっているでしょう。

ACE衛星の観測では、太陽風の速度は低く(約350km/秒)、磁場強度も低下しました(3〜4nT)。
このため磁気圏はとても静かな状態です。
AE指数のグラフでは、オーロラ活動はほとんど見られなかった様です。

SOHO EIT284の太陽画像では、コロナホール(やや暗く見える領域)が中央から下に広がっています。
この影響による太陽風の変化が明日以降見られるでしょう。

太陽面では黒点数が増え、にぎやかになって来ています。
東(左)側では596群が目立っています。
この群は昨日から今日にかけ、Cクラスの小規模フレアを2回起こしました。
これからも小・中規模のフレアを起こす可能性がある様です。



SOHO衛星LASCO C3カメラの中に姿を現したブラッドフィールド彗星(日本時間20日9時54分)
(c) ESA & NASA


SOHO衛星EIT284カメラの映像
(c) SOHO (ESA & NASA)

最新映像


ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SEC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点
(c) SOHO (ESA & NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SEC





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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。