宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)
宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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| 当時「通信総合研究所宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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| 太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 | |
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2004/ 3/15 10:25 更新 オーロラ活動がやや活発です。放射線帯の電子密度の高い状態が続いています。 担当 篠原 太陽風の速度(ACE衛星の黄色線)は450km/秒と穏やかになって来たのですが、 太陽風の磁場が南を向く(赤線のマイナス方向)時間帯が長く続くため、 やや活発なオーロラ活動が起きています。 AE指数を見ると、昨日も500nT前後の変化が続き、 一時1000nTを越える活動に発達しています。 太陽風の速度が更に低下するか、磁場の変化が北寄りに変わるまでこの状況が続きそうです。 静止衛星軌道の高エネルギー電子は増加した状態が続いています。 GOES-10,12の両衛星で10の4乗の線を越えています。 衛星運用に対して引き続き注意が必要でしょう。 太陽は自転のために27日周期で同じ面を地球に向けます。 そのため、27日前の太陽風の変化を振り返ることでこれからの変化を予想する事ができます。 前周期の2月17日以降の変化を見ると、これから10日近く静かな状態が続きそうです。 3月24日頃にセクターの切り替わりおよびコロナホールのため、 太陽風の乱れが始まることが予想されます。 ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC  リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, CRL  GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SEC  | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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