宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:05)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/16 --- ---
3/15 --- ---
3/14 --- ---

黒点  3/16 (NOAA)
磁場 フレア
2808 1 α ---
2809 3 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:55 452 -0.6
-2 h 423 -0.5
-4 h 451 -0.5
-6 h 432 -0.4
-8 h 442 -0.0
-10 h 442 -0.1
-12 h 453 -1.4

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -16 -/ -
-2 h -14 -/ -
-4 h -9 -/ -
-6 h -6 -/ -
-8 h -8 -/ -
-10 h -10 -/ -
-12 h -6 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 1x10^3
3/16 0.7 3x10^3
3/15 0.7 3x10^3
3/14 0.7 1x10^3
3/13 0.7 2x10^3
3/12 0.7 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2021/ 3/11 13:09 太陽風は低速になり、磁気圏も穏やかです。
2021/ 3/12 13:13 太陽風は低速ですが、これから速度が高まるかもしれません。
2021/ 3/13 12:57 太陽風は低速の風が続いています。磁場が南向きになり磁気圏の活動が高まっています。
2021/ 3/14 13:17 太陽風は高速になり、磁気圏の活動も高まっています。
2021/ 3/15 13:14 高速の太陽風が続き、磁気圏の活動も続きました。
最新のニュース

2021/ 3/16 13:05 更新
高速の太陽風は終わっています。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。

担当 篠原

ニュージーランドの米戸 実さんより、
南島クィーンズタウンで、
現地13日深夜(世界時13日午前)に撮影された
オーロラの写真をいただきました。

高速太陽風が始まる前にやって来た
磁場強度の強まりの終わりの頃に撮影されたものです。
ただ、この時の太陽風は380km/秒とやや低速で、
磁場の南向き成分も -5nTと特に強い変化ではありませんでした。
米戸さんによると、この程度の条件で
ミルク王冠の様に広がるオーロラを見ようとは思わなかった
とのことです。

2枚目は、オーロラが終息気味になった頃に、
南天の天の川を縦に置いて撮ったものだそうです。
迫力のある写真になっています。
左上に南十字が横を向いています。
中ほどの明るい2つの星は、ケンタウルス座の2つの一等星です。
日本から見えるのは、下の3分の1くらいでしょうか。

1枚目では、低空から上空にかけて
オーロラの複雑な色合いが見事に撮影されています。
天体写真用の改造カメラを用いているからこその発色だそうで、
その様子は、2枚目の天の川の見事な写りからも分かります。

本当に素晴らしい写真をありがとうございます。



現在の太陽風は、昨日の午後に500km/秒台を割り、
以降、450km/秒前後で推移しています。
磁場強度は、3nTとやや弱くなっています。

磁気圏は穏やかで、
AE指数は小規模の変化が起きている程度です。

SDO衛星AIA193では、
南東(左下)にコロナホールが大きく広がっています。
次の注目はこの領域の影響の到来です。
27日周期の図を見ると、
前周期の太陽風は、2月20日に速度が高まって、
2月26日くらいに終わっています。


太陽は、北東の端(左上)から新しい黒点が現れています。
X線グラフは特に変化はなく、活動は穏やかな様です。

B2.5の小さいフレアは、
中央部の2808群で発生しています。




ニュージーランド南島クィーンズタウンで、現地13日22時43分(世界時13日9時43分)に撮影されたオーロラ。
(c) 米戸 実氏


ニュージーランド南島クィーンズタウンで、現地13日22時56分(世界時13日9時56分)に撮影されたオーロラ。
(c) 米戸 実氏


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr


GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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