宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)
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2021/ 2/ 9 13:17 更新 太陽風の速度は下がりかけています。小さい黒点が現れています。 担当 篠原 太陽風の速度は、 昨日のニュースの後に500km/秒台を割りましたが、 以降、400〜480km/秒の間を上下して、 やや高速の状態が続いています。 磁場強度は、5nTと平均的な状態です。 27日周期の図を見ると、 速度の高まりは2日ほどで落ち着いてしまいそうですが、 どうなるでしょうか。 AE指数は、500nT程度の変化が数回発生しています。 太陽風が落ち着けば、磁気圏も穏やかになるでしょう。 SDO衛星AIA193では、 南極から伸びる広いコロナホールが 南半球の東側(左側)に見えています。 27日前の前周期には太陽風に影響は見られなかったのですが、 今回はどうなるでしょうか。 明後日くらいに、太陽の中央線付近に達しそうです。 注目してください。 太陽は、南東に小さい黒点が現れています。 X線グラフは、Aクラスの小さい変化が見られる程度で、 太陽は穏やかです。  SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA)  SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA)  DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ：NOAA/SWPC、作図：宇宙天気ニュース  AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC   27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図：宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ：NOAA/SWPC、作図：宇宙天気ニュース  | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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