宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by NIT, Kagoshima College  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:50)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/22 --- ---
1/21 --- ---
1/20 21:32 C1.4
02:33 C1.0

黒点  1/22 (NOAA)
磁場 フレア
2797 2 α ---
2798 4 β C1

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:45 296 -0.5
-2 h 298 -1.6
-4 h 301 -1.3
-6 h 299 -1.3
-8 h 293 -0.2
-10 h 294 -0.4
-12 h 302 -0.4

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 1 -/ -
-2 h 0 -/ -
-4 h 4 -/ -
-6 h 7 -/ -
-8 h 10 -/ -
-10 h 5 -/ -
-12 h 0 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 2x10^1
1/22 0.7 2x10^2
1/21 0.7 1x10^2
1/20 0.7 2x10^2
1/19 0.7 4x10^2
1/18 0.7 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2021/ 1/17 12:57 低速の太陽風が続いています。太陽の東端から新しい黒点が現れています。
2021/ 1/18 12:08 東端の黒点は2797群となっています。太陽風は更に低速になっています。
2021/ 1/19 12:28 太陽に彗星が近づいています。低速の太陽風が続いています。
2021/ 1/20 12:00 1か月ぶりにCクラスの小規模フレアが発生しました。太陽風は低速です。
2021/ 1/21 12:49 C1.4の小規模フレアが発生しています。太陽風は低速の状態が続いています。
最新のニュース

2021/ 1/22 12:50 更新
低速の太陽風が続いています。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。

担当 篠原

ニュージーランドの米戸 実さんより、
南島クィーンズタウンで、
現地1月12日早朝(世界時11日午後)に撮影された
オーロラの写真をいただきました。

この日は、太陽のフィラメント噴出に関係する可能性のある
太陽風の乱れが到来して、
磁気圏の活動が高まっていました。
その始まりの頃に撮影されたオーロラです。

天文薄明が始まってから最高潮を迎えたそうで、
撮影としてはぎりぎりのタイミングだった様です。
緑、赤、紫、青色と色鮮やかなオーロラの光が見事に撮影されています。
写真中央上側に小マゼラン雲、そこから右下に一段明るく、
エリダヌス座の一等星アケルナルが見えています。
左端の光の筋は半分だけ写った流星だそうです。

夏の時期でもオーロラを撮影できるのは、
極域から少し下がったニュージーランドならではでしょう。
美しい写真をありがとうございます。



2798黒点群では、Bクラスの小さいフレアが続いています。
昨日のニュース以降では、B5.4、B3.3などが発生しています。
活動としては落ち着いている様で、
今のところ、さらに規模が大きくなる感じはありません。


太陽風は、300km/秒とさらに速度が下がっています。
磁場強度も2〜3nTと弱い状態が続いています。

磁気圏は穏やかで、AE指数はほとんど変化がありません。

SDO衛星AIA193では、中央部の小型のコロナホールが
太陽の中心線に達しています。
3日後くらいに影響がやって来るでしょうか。
それがなければ、しばらく低速の太陽風が続きそうです。



ニュージーランド南島クィーンズタウンで、現地1月12日早朝(世界時11日午後)に撮影されたオーロラ。
(c) 米戸 実氏


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr



  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。