宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by NIT, Kagoshima College  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:44)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/28 --- ---
12/27 --- ---
12/26 --- ---

黒点 12/27 (NOAA)
磁場 フレア
2794 1 α ---
2795 10 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:34 499 -2.6
-2 h 503 -0.4
-4 h 497 +2.0
-6 h 481 +1.5
-8 h 489 +0.2
-10 h 492 +2.8
-12 h 442 -1.2

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
09:30 -11 -/ -
-2 h -2 -/ -
-4 h -1 -/ -
-6 h 1 -/ -
-8 h 5 -/ -
-10 h 6 -/ -
-12 h 9 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 4x10^2
12/28 0.7 2x10^3
12/27 0.8 2x10^3
12/26 0.7 1x10^3
12/25 0.7 2x10^3
12/24 0.7 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2020/12/23 12:28 高速の太陽風が続いています。磁気圏も活動的です。
2020/12/24 13:29 太陽風は再び600km/秒台に高まりました。高速の状態は続いています。
2020/12/25 13:11 太陽風は500km/秒台の高速風が続いています。これから速度が下がるかもしれません。
2020/12/26 12:30 太陽風は平均的な速度に戻っています。磁気圏は穏やかです。
2020/12/27 13:40 太陽風の速度が少し高まっています。太陽は穏やかです。
最新のニュース

2020/12/28 09:44 更新
太陽風の速度は500km/秒に高まっています。

担当 篠原

470km/秒にやや高まっていた太陽風の速度は、
今日に入る頃にもう一段高まって、
500km/秒と高速の状態に変わっています。
磁場強度は、5〜7nTと少し高めの状態です。
SDO衛星AIA193の南東に見えている
小さいコロナホールの影響が始まったのでしょうか。

磁場の南北成分は、時々南向きの変化が現れていて、
AE指数では、グラフの後半から
小規模の変化が見られる様になっています。

太陽風速度の高まりがコロナホールの影響であれば、
コロナホールの規模が小さいことから、
速度の高まりは短期間で終わりそうです。

27日周期の図では、
前周期の12月1日の速度が500km/秒台に達していますが、
この頃に見られたDSCOVR衛星のデータエラーと思われます。
ACE衛星では400km/秒付近と平均的な状態でした。


太陽は、Bクラスの小さい変化が1回起きた程度で、
穏やかな状態が続いています。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr


GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。