宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:31)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気嵐がやや発達しています。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/25 --- ---
9/24 --- ---
9/23 --- ---

黒点  9/25 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:25 465 +1.7
-2 h 480 -2.1
-4 h 493 +0.2
-6 h 479 -1.2
-8 h 457 +1.5
-10 h 467 +1.8
-12 h 458 -0.8

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -63 -/ -
-2 h -43 -/ -
-4 h -43 -/ -
-6 h -41 -/ -
-8 h -46 -/ -
-10 h -52 -/ -
-12 h -56 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 4x10^2
9/25 0.7 1x10^3
9/24 0.7 7x10^2
9/23 0.8 2x10^2
9/22 0.8 2x10^2
9/21 0.8 1x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
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衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2020/ 9/20 10:00 太陽風の速度は280km/秒へ下がっています。磁気圏も穏やかです。
2020/ 9/21 08:35 300km/秒の低速の太陽風が続いています。太陽の東端から黒点が現れそうです。
2020/ 9/22 10:28 太陽の北東の端から活動的な領域が現れました。太陽風は低速です。
2020/ 9/23 13:04 太陽の北東に黒点が現れました。太陽風は低速です。
2020/ 9/24 13:34 黒点は2773群となりました。太陽風の速度が高まり始めています。
最新のニュース

2020/ 9/25 13:31 更新
太陽風の速度はやや下がっています。磁気圏の活動が高まりました。

担当 篠原

太陽風の速度は、昨夜遅くに500km/秒台を割り、
現在は460km/秒と高速の状態から少し下がっています。
磁場強度は、5nTと平均的な状態です。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
北半球の中低緯度に見えるコロナホールは、
太陽の中央線を挟んで、東西に分かれています。
西側(右側)の領域の影響が現在地球に到来していて、
この後、太陽風の速度は一旦下がって、
3日後くらいから東側(左側)の影響が始まるのかもしれません。

27日周期の図を見ると、
前周期の太陽風は速度が高まったまま推移しました。
今回はどの様に変化するか、注目してください。

太陽風磁場の南北成分は、
図の前半に大きな南向きの変化が発生しています。
速度も高まっていたため、磁気圏の活動も強まり、
AE指数は1300nT、1100nTの大規模な変化が2回発生しています。

その後は、磁場の南北成分の変化は小さくなり、
AE指数の変化も小さくなっています。


太陽は、SDO衛星の可視光写真を拡大すると、
2773黒点群に小さい黒点が見えています。
(掲載の写真ではほとんど分かりません)

X線グラフに変化はなく、太陽は穏やかです。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr


GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。