宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:21)
太陽フレアは静かです。
太陽風南向き磁場が大きくなっています。
磁気嵐がやや発達しています。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/25 --- ---
7/24 --- ---
7/23 --- ---

黒点  7/24 (NOAA)
磁場 フレア
2767 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:15 367 -6.8
-2 h 370 -7.2
-4 h 359 -4.2
-6 h 368 -7.4
-8 h 371 -7.9
-10 h 367 -6.9
-12 h 353 -4.4

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
08:30 -77 -/ -
-2 h -62 -/ -
-4 h -59 -/ -
-6 h -52 -/ -
-8 h -53 -/ -
-10 h -42 -/ -
-12 h -39 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 2x10^1
7/25 0.7 1x10^2
7/24 0.7 2x10^2
7/23 0.7 3x10^2
7/22 0.8 3x10^2
7/21 0.7 3x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
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ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
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衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2020/ 7/20 14:02 低速の太陽風が続き、磁気圏も穏やかです。
2020/ 7/21 13:48 低速の太陽風が続いています。磁気圏も穏やかです。
2020/ 7/22 13:45 太陽の南東に新しい黒点が現れています。太陽風は更に低速になっています。
2020/ 7/23 13:11 低速の太陽風が続き、磁気圏も穏やかです。
2020/ 7/24 10:40 低速の太陽風が続いています。磁気圏も穏やかです。
最新のニュース

2020/ 7/25 09:21 更新
太陽風の磁場が強まり、南向きに変化して磁気圏の活動が高まっています。

担当 篠原

昨日のニュースの後、太陽風の磁場強度は10nTへ強まり、
現在までおよそ1日にわたってこの状態が続いています。
太陽風の速度は、昨日の午後に350km/秒へ少し上がり、
その後、じわじわと上昇して、
現在は380km/秒とやや低速程度に達しています。

太陽風の変化としては小規模ですが、
磁場が強まった頃から、南北成分が南向きに振れ続ける様になり、
現在まで -8nTとやや強まった状態が続いています。

この影響で磁気圏の活動も高まり、
AE指数は500〜1200nTの中・大規模の変化が続いています。
極域ではオーロラの活動が高まっているのではないでしょうか。
また、Dst指数の速報値は
-77nTの変化になっていて(マイナスに強まります)、
中規模の磁気嵐が起きている様です。
(速報値なので、今後変化する可能性があります)

磁場の南向きが続いている間、
磁気圏の活動も高まった状態が続くでしょう。
太陽風の変化はどこまで続くのか、引き続き注目してください。


太陽では、東側の赤道近くに小さい黒点が現れています。
(掲載の可視光写真でも微かに見えています)
緯度が低いので、古い第24期の黒点だと思われます。
X線グラフにB1の小さい変化が起きていますが、
SDO衛星を見ると、こちらの領域で発生した様です。

2767黒点群は、特に変化は見られません。



Dst指数の速報値は -77nTの変化になっていて、中規模の磁気嵐になっています。
(c) 京都大学WDC


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr


GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。