宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by NIT, Kagoshima College  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:09)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/20 --- ---
5/19 --- ---
5/18 --- ---

黒点  5/20 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:03 370 +0.4
-2 h 375 -0.5
-4 h 379 -0.0
-6 h 392 -1.1
-8 h 392 +1.6
-10 h 394 +1.3
-12 h 393 +1.0

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 1 -/ -
-2 h 0 -/ -
-4 h -5 -/ -
-6 h 6 -/ -
-8 h 5 -/ -
-10 h 1 -/ -
-12 h -1 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 3x10^1
5/20 0.7 1x10^2
5/19 0.8 1x10^2
5/18 0.7 2x10^2
5/17 0.7 2x10^2
5/16 0.7 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2020/ 5/15 11:57 低速の太陽風が続いています。磁気圏もとても穏やかです。
2020/ 5/16 13:46 太陽風は低速で、磁気圏もとても穏やかです。
2020/ 5/17 12:36 太陽の東端から活動的な領域が2つ現れています。低速の太陽風が続いています。
2020/ 5/18 12:38 太陽は無黒点です。太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。
2020/ 5/19 13:28 太陽風は低速ですが、350km/秒へ少し上がっています。太陽は無黒点です。
最新のニュース

2020/ 5/20 12:09 更新
太陽風はやや低速で、磁気圏も穏やかです。

担当 篠原

昨日のニュースの後も、太陽風の速度は少しずつ上昇し、
昨夜遅くに390km/秒まで上がりました。
一方、8nTに少し強まっていた磁場強度は、
この頃に4nTへ下がっています。

太陽風速度の高まりは、この辺りで一段落となった様で、
現在は370km/秒へ少し下がり、やや低速の状態に戻っています。
磁場強度は、4nTで安定しています。

27日周期の図を見ると分かりやすいですが、
どちらも小さい変化で、太陽風としては穏やかな状態が続いています。

磁場の南北成分は、昨日のニュースの後に南向きにやや強まりました。
(太陽風のグラフの前半の変化)
このため、磁気圏の活動も少し高まって、
AE指数では、300nTの小規模の変化がしばらく続いています。

その後は南北成分が0nT付近になり、磁気圏も穏やかになっています。

SDO衛星AIA193では、
太陽の低緯度域はぼんやりと光っているだけです。
穏やかな太陽風が続きそうです。


太陽は無黒点です。
X線グラフも変化はなく、太陽は穏やかです。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr


GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。