宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by NIT, Kagoshima College  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:30)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/10 --- ---
1/ 9 --- ---
1/ 8 --- ---

黒点  1/10 (NOAA)
磁場 フレア
2756 4 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:26 546 +1.4
-2 h 536 +2.3
-4 h 540 -0.3
-6 h 506 +0.3
-8 h 473 -0.9
-10 h 464 -0.6
-12 h 448 +1.7

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -12 -/ -
-2 h -8 -/ -
-4 h -16 -/ -
-6 h -24 -/ -
-8 h -18 -/ -
-10 h -15 -/ -
-12 h -25 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 7x10^1
1/10 0.7 3x10^2
1/ 9 0.7 1x10^2
1/ 8 0.7 3x10^1
1/ 7 0.5 4x10^1
1/ 6 0.7 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2020/ 1/ 5 10:58 太陽風の速度は320km/秒へ下がり、低速になっています。
2020/ 1/ 6 12:55 高速の太陽風が到来しています。12月の黒点数は 1.6 でした。
2020/ 1/ 7 12:07 高速太陽風の速度は下がり始めています。太陽の東端に新しい領域が現れています。
2020/ 1/ 8 12:39 太陽風はやや低速になっています。
2020/ 1/ 9 12:11 新しい周期の黒点が現れています。太陽風は速度が少し高まっています。
最新のニュース

2020/ 1/10 12:30 更新
2756黒点群と番号が付きました。太陽風は高速風になっています。

担当 篠原

SDO衛星のページが回復しています。
現在の画像では、
太陽の北西(右上)に昨日紹介した2756黒点群と、
東側(左側)の赤道付近に小さい黒点が見えています。

X線グラフでは、小さい変化が時々見えています。
2756群で起きている小さい活動の様です。


太陽風は、昨日から今日にかけてゆっくりと速度が上昇して、
現在は、550km/秒と高速の状態になっています。
コロナホールの影響がやって来ている様です。

太陽風の磁場強度は、速度の上昇とともに下がっていて、
現在は4nTと平均的な状態です。
速度の変化は、この辺りが最高速度かもしれません。

磁場の南北成分は、
グラフの中盤までは南北の変化が目立っています。
速度の高まりもあり、磁気圏の活動は強まって、
AE指数は500nT前後の中規模の変化が連続的に起きています。
ただし、グラフの後半では太陽風磁場の南向きの変化がなくなり、
磁気圏の活動も小さくなっています。
この後は落ち着いてしまうかもしれません。

SDO衛星AIA193では、
太陽の北極側からコロナホールが縦に伸びています。
27日周期の図を見ると、
前周期は12月18日から高速太陽風が始まっています。
次の注目は、この高まりの回帰になりそうです。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。