宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:22)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏の最新データがありません。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/ 6 --- ---
11/ 5 --- ---
11/ 4 --- ---

黒点 11/ 6 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:15 395 -0.1
-2 h 410 -0.2
-4 h 414 -2.3
-6 h 422 -1.3
-8 h 402 +0.4
-10 h 402 -3.0
-12 h 406 -1.2

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
-:- - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 5x10^2
11/ 6 0.5 3x10^3
11/ 5 0.6 2x10^3
11/ 4 0.6 3x10^3
11/ 3 0.5 3x10^3
11/ 2 0.5 3x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
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Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2019/11/ 1 12:49 太陽の南半球に第25期の黒点が現れています。太陽風は平均的な状態です。
2019/11/ 2 12:25 南半球に黒点が見えています。太陽風はやや低速になっています。
2019/11/ 3 13:03 太陽に新しい黒点が現れています。太陽風は低速になっています。
2019/11/ 4 13:19 太陽は無黒点です。太陽風は更に低速になっています。
2019/11/ 5 13:10 太陽に小さい黒点が現れています。太陽風は平均的な状態に戻っています。
最新のニュース

2019/11/ 6 12:22 更新
太陽風は平均的な状態です。10月の黒点数は 0.4 でした。

担当 篠原

WDC-SILSOより、
10月の黒点相対数の月平均値は、 0.4 と発表されました。

月平均値が1.0を割ったのは、2月、7月、8月に続いて、
現在の極小期としては4回目です。
前回の極小期の時は、2008〜2009年にかけて4回発生していて、
この数字については前回の記録に並んだことになります。

また、10月に黒点が観測されたのは、1日と2日の2日だけで、
無黒点の日数は29日に達しました。
6月以降、26日、27日、29日、27日、29日と、
25日以上の月が5か月続いています。
現在の極小期全体では、8回目です。

前の極小の時は、25日以上の月は9回発生していますが、
連続記録としては3か月連続が最長で、こちらは既に超えています。

極小がどこで起きたのかは、通りすぎてから分かることですが、
これらの数字を眺めていると、
そろそろ折り返しを迎えようとしているのかもしれません。


現在の太陽は、無黒点です。
X線グラフに、B1.3のとても小さい変化が発生していますが、
2日のニュースで2750群と紹介した領域が起こしたフレアです。
SDO衛星AIA193で、太陽の南西側(右下)に明るく見えています。


太陽風は、400km/秒と平均的な速さで推移しています。
磁場強度も、5nTと平均的な値です。

太陽風磁場の南北成分は、
弱い南向きの変化が見られます。
磁気圏で小規模の活動が起きている様です。

27日周期の図を見ると、
前周期はこの後、
500km/秒程度への太陽風速度の高まりが、
2日ほど発生しています。
今回はどうなるでしょうか。




太陽黒点相対数の長期変化。10月の黒点相対数は 0.4 でした。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


1970年以降の太陽黒点相対数の長期変化。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


1970年以降の月毎の無黒点日の日数。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。