宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by NIT, Kagoshima College  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:51)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/25 --- ---
10/24 --- ---
10/23 --- ---

黒点 10/25 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:45 585 -3.7
-2 h 554 -1.0
-4 h 562 -0.3
-6 h 578 -1.3
-8 h 534 -0.8
-10 h 508 -2.2
-12 h 470 -5.3

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -24 -/ -
-2 h -6 -/ -
-4 h -16 -/ -
-6 h -19 -/ -
-8 h -21 -/ -
-10 h -16 -/ -
-12 h -7 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 2x10^1
10/25 0.5 4x10^1
10/24 0.6 3x10^1
10/23 0.6 6x10^1
10/22 0.6 4x10^1
10/21 0.7 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2019/10/20 13:02 低速の太陽風が続いています。太陽は無黒点が続いています。
2019/10/21 12:31 低速の太陽風が続いています。この後、速度が高まりそうです。
2019/10/22 12:53 太陽風は低速の状態が続いています。
2019/10/23 12:31 低速の太陽風が続き、磁気圏も穏やかです。
2019/10/24 12:23 低速の太陽風が続いています。これからコロナホールの影響が始まりそうです。
最新のニュース

2019/10/25 11:51 更新
高速太陽風が到来し、速度は600km/秒に高まってます。

担当 篠原

高速の太陽風が到来しました。
昨日の夕方くらいに磁場強度が10nT前後まで強まり、
速度も上昇を始めて、24日21時(世界時24日12時)に500km/秒に達し、
その後も次第に高まって、現在は600km/秒まで高まっています。
磁場強度は今朝くらいから少し下がって、
現在は6nTと平均的な値に戻っています。

27日周期の図を見ると、
前周期と同じタイミングで変化が始まっています。
一方、前周期は700km/秒まで高まりましたが、
今回は今のところ600km/秒です。

この後、前周期並みに速度が高まるのか、
今回はこのくらいで留まるのか、引き続き注目してください。

太陽風磁場の南北成分は、南北に頻繁に変化していて、
南向きの時は、-5nT前後の変化が続いています。
速度の高まりもあり、磁気圏の活動は活発になっていて、
AE指数では、700〜1200nTの中規模から大規模の変化が
繰り返し発生しています。

現在は磁場強度が下がりかけているので、
今後は南向きの変化も小さくなりそうです。
一方、速度は高まった状態なので、
磁気圏の活動はある程度高まった状態が続きそうです。

27日周期の図によると、前周期の高速風は6日ほど続きました。
今回はどうなるでしょうか。


太陽は無黒点です。
穏やかに推移しています。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。