宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:58)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/29 --- ---
3/28 --- ---
3/27 --- ---

黒点  3/29 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:45 494 -0.9
-2 h 516 +0.9
-4 h 507 +0.1
-6 h 520 -1.3
-8 h 491 -1.4
-10 h 495 +0.4
-12 h 484 +3.8

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 2 -/ -
-2 h 3 -/ -
-4 h -4 -/ -
-6 h -10 -/ -
-8 h -13 -/ -
-10 h -8 -/ -
-12 h -8 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^1
3/29 0.4 4x10^1
3/28 0.5 2x10^2
3/27 0.5 8x10^1
3/26 0.4 5x10^2
3/25 0.5 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2019/ 3/24 14:00 太陽風はかなり低速になっています。磁気圏は穏やかです。
2019/ 3/25 13:22 太陽風に小さい変化が発生しています。太陽は無黒点になっています。
2019/ 3/26 12:45 太陽風は低速の状態が続き、磁気圏も穏やかです。
2019/ 3/27 13:09 低速の太陽風が続き、磁気圏も穏やかです。
2019/ 3/28 13:36 低速の太陽風が続いています。この後、高まりが始まるかもしれません。
最新のニュース

2019/ 3/29 12:58 更新
太陽風の速度は500km/秒に上がり、高速風が到来しています。

担当 篠原

昨日のニュースの後も、
太陽風の磁場強度はゆっくりと強まり、
夕方には15nTまで高まりました。
その頃から速度も本格的に上昇を始め、
今日未明に500km/秒に達しました。
27日周期の図の前周期に見られた高速太陽風が、
2日ほど遅れてやって来た様です。

現在の太陽風は、速度は500km/秒で安定していますが、
磁場強度は5nTと平均的な状態に戻っています。

太陽風磁場の南北成分は、
グラフの前半は南北にやや大きく変化していますが、
後半は0nT付近で小さく変化する程度になっています。
このため、AE指数のグラフは、
前半は700nTの中規模の変化が起きていますが、
後半は400nT程度の小規模の変化に留まっています。

高速風は続いていますが、磁場強度が下がってきたので、
この後も、比較的小規模の変化になりそうです。

高速太陽風はどこまで続くでしょうか。


太陽は、無黒点が続いています。
X線グラフも変化は見られません。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。