宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:14)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/12 --- ---
2/11 --- ---
2/10 --- ---

黒点  2/12 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
14:03 356 -0.2
-2 h 376 -1.7
-4 h 385 +0.3
-6 h 388 +2.3
-8 h 402 -0.4
-10 h 403 -0.3
-12 h 402 -2.9

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 -7 -/ -
-2 h 1 -/ -
-4 h 8 -/ -
-6 h -4 -/ -
-8 h -8 -/ -
-10 h -10 -/ -
-12 h -17 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^2
2/12 0.5 2x10^3
2/11 0.5 3x10^3
2/10 0.4 3x10^3
2/ 9 0.4 4x10^3
2/ 8 0.4 4x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2019/ 2/ 7 12:47 太陽風の速度が少し高まっています。太陽は無黒点です。
2019/ 2/ 8 16:06 太陽風は平均的な速度に戻っています。
2019/ 2/ 9 12:55 太陽風はやや高速になっています。
2019/ 2/10 13:24 やや高速の太陽風が続いています。
2019/ 2/11 12:11 太陽風の速度は下がって、やや低速です。太陽は無黒点が続いています。
最新のニュース

2019/ 2/12 14:14 更新
太陽に第25期の磁場の並びが現れています。太陽風は穏やかです。

担当 篠原

2月6日のニュースで、
太陽の新しい活動周期の特徴を持った
磁場の強まりについて紹介しましたが、
今日も同じ北半球側に新しい周期の磁場の並びが出現しています。

1枚目にSDO衛星による磁場の写真を掲載します。
黄色の矢印の先の小さい領域ですが、
右にN極(白)、左にS極(黒)の並びができています。

現れた緯度は37度くらいで、
高めの緯度に発生するのも新しい活動周期の始まりの頃の特徴です。

SDO衛星AIA193のコロナ写真では、
明るい光の点として見えています。
一方、可視光写真には、黒点は現れていない様です。

少しずつ、新しい第25期の姿が見え始めています。


太陽は無黒点が続いています。
X線グラフも特に変化はありません。


太陽風は、380km/秒から一旦400km/秒に上がり、
再び360km/秒へ下がる小幅の変化をしています。
磁場強度は、上下の変化はありますが、
6nT前後で推移しています。

磁場の南北成分は、南向きにやや強まる変化をしています。
AE指数は、データが途切れていますが、
磁気圏の活動は少し高まっていた様です。

SDO衛視AIA193では、
太陽の南半球の高緯度域にコロナホールが広がっています。
緯度は高いですが、影響はやって来るでしょうか。
低緯度域にコロナホールはなく、
基本的には太陽風は穏やかに推移しそうです。



太陽の北半球に現れた、新しい第25活動周期の磁場の並び。SDO衛星。
(c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。