宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:49)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/21 --- ---
11/20 --- ---
11/19 --- ---

黒点 11/21 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:45 409 -0.3
-2 h 409 -0.1
-4 h 402 +1.5
-6 h 404 +2.3
-8 h 415 +1.3
-10 h 413 +0.0
-12 h 403 +2.5

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 2 -/ -
-2 h 11 -/ -
-4 h 6 -/ -
-6 h 3 -/ -
-8 h 9 -/ -
-10 h 3 -/ -
-12 h -2 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^1
11/21 0.5 9x10^1
11/20 0.4 3x10^2
11/19 0.4 8x10^2
11/18 0.5 8x10^2
11/17 0.4 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
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太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2018/11/16 13:44 太陽風は低速の状態に変わっています。磁気圏は穏やかです。
2018/11/17 13:19 低速の太陽風が続いています。磁気圏も穏やかです。
2018/11/18 13:46 太陽風は低速です。太陽に第25期の磁場の並びが現れています。
2018/11/19 13:28 低速の太陽風が続いています。磁気圏も静穏です。
2018/11/20 12:39 太陽風は低速ですが、磁場が強まっています。ムルマンスクのオーロラをどうぞ。
最新のニュース

2018/11/21 12:49 更新
太陽風は平均的な速度に上がっています。ムルマンスクのオーロラをどうぞ。

担当 篠原

昨日に続き、福島留美さんより送っていただいた、
9〜11月のロシア・ムルマンスク州のオーロラの写真を紹介します。

1枚目は、高速太陽風が始まった日。
2枚目は、その高速風が最高速度を迎えた頃の撮影です。
撮影時刻は分かりませんが、
この2枚の頃のAE指数は、1000nTに達する変化を繰り返していました。

3枚目も高速風の中での撮影ですが、
AE指数の変化は500nT程度で、前の2枚よりは弱い頃です。
しかし、撮影されているオーロラは見事で、
指数だけでは上空の様子は分からないと実感します。

4枚目は、太陽風は穏やかになっていて、
写真のオーロラの光も控えめです。
この写真には、不思議な光跡が写っています。
撮影者も正体は分からない様です。

地上の雪が、次第に目立つ様になっているのが印象的です。
計8枚の美しい写真を、
選考も含めてどうもありがとうございました。



太陽風の速度は、400km/秒と平均的な状態に上がっています。
昨日の磁場の強まりと関連した変化の様です。
その磁場強度は、10nTから5nTに下がり、
再び10nTに高まる変化をしています。

磁場の南北成分は、0nT付近で小さく変化する程度です。
磁気圏は穏やかで、AE指数は特に変化は起きていません。

SDO衛星AIA193の太陽の南半球に見えていたコロナホールは、
西側(右側)に半分ほど進んでいます。
この後、速度に更に変化が起きるでしょうか。

また、太陽の東側(左側)にも小さいコロナホールが見えています。
広がりがないので、影響は小さく留まりそうです。


太陽は、2727黒点群が西に沈み、無黒点になっています。
X線グラフも変化はありません。




10月7日に、ロシア・ムルマンスク州で撮影されたオーロラ。
(c) 福島留美氏、I・オルロフ氏


10月9日に、ロシア・ムルマンスク州で撮影されたオーロラ。
(c) 福島留美氏、M・レトヴァルツェフ氏


11月11日に、ロシア・ムルマンスク州で撮影されたオーロラ。
(c) 福島留美氏、O・クジコワ女史


11月16日に、ロシア・ムルマンスク州で撮影されたオーロラ。
(c) 福島留美氏、A・ステパーネンコ氏


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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