宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:38)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/20 --- ---
9/19 --- ---
9/18 --- ---

黒点  9/20 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:25 385 +0.1
-2 h 394 +1.4
-4 h 404 +1.4
-6 h 397 +1.6
-8 h 407 +0.8
-10 h 408 +1.8
-12 h 421 +1.4

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -19 -/ -
-2 h -20 -/ -
-4 h -9 -/ -
-6 h -7 -/ -
-8 h -12 -/ -
-10 h -11 -/ -
-12 h -11 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 6x10^3
9/20 0.4 9x10^3
9/19 0.5 8x10^3
9/18 0.4 2x10^4
9/17 0.6 3x10^4
9/16 0.4 3x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2018/ 9/15 08:49 太陽風の速度は700km/秒近くまで高まっています。
2018/ 9/16 12:56 太陽風の速度は450km/秒に下がっています。次のコロナホールの影響が始まりそうです。
2018/ 9/17 14:11 太陽風はやや高速です。コロナホールの影響はこれからの様です。
2018/ 9/18 13:45 太陽風は520km/秒程度の高速風になっています。
2018/ 9/19 11:57 太陽風の速度はやや高速になり、高速風は終わりに近付いています。
最新のニュース

2018/ 9/20 13:38 更新
太陽風はやや低速になり、磁気圏も穏やかです。イエローナイフのオーロラをどうぞ。

担当 篠原

昨日に続いて一週間遅れの紹介になってしまいましたが、
現地9月14〜15日の夜に、
カナダ・イエローナイフで撮影されたオーロラの写真を
高坂雄一さんよりいただきました。

この夜は、厚い雲に覆われていたそうですが、
現地15日0時前から急に星が見え始めて、
頭上でオーロラ爆発とともにピンク色の光が舞ったそうです。
その後、0時40分までに5度の爆発が見られ、
その後、また雲に覆われてしまったそうです。

本当に、鮮やかな色合いのオーロラです。
この日のAE指数を見ると、それまで静かだったグラフが、
現地14日23時半(世界時15日5時半)頃から高まり始めています。
ちょうど良いタイミングで雲が切れた様です。

イエローナイフは通常の秋に比べてとても寒く、
毎晩零下で、雪も毎日パラパラと舞っているそうです。
厳しい条件下での素晴らしい写真をありがとうございます。



現在の太陽風の速度は、
380km/秒とやや低速程度に下がっています。
磁場強度も、2〜4nTとやや弱くなっています。

太陽風磁場の南北成分は、0nT付近か北寄りで推移しています。
このため、磁気圏は穏やかになっていて、
AE指数はほとんど変化が見られません。

太陽風は穏やかになり、
次の注目は、SDO衛星AIA193の太陽の北半球に見える
コロナホールの影響です。
2日後くらいから始まりそうです。


太陽は穏やかな状態が続いています。
SDO衛星の可視光写真によると、
太陽の中央部に小さい黒点が現れて
すぐ消えるという変化が起きていた様です。
現在は無黒点です。



イエローナイフで、現地15日0〜1時(世界時15日6〜7時)頃に撮影されたオーロラ。
(c) 高坂雄一氏


イエローナイフで、現地15日0〜1時(世界時15日6〜7時)頃に撮影されたオーロラ。
(c) 高坂雄一氏


イエローナイフで、現地15日0〜1時(世界時15日6〜7時)頃に撮影されたオーロラ。
(c) 高坂雄一氏


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。