宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:30)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/ 2 --- ---
8/ 1 --- ---
7/31 --- ---

黒点  8/ 2 (NOAA)
磁場 フレア
2717 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:25 371 +0.6
-2 h 369 +2.5
-4 h 374 +0.7
-6 h 376 +1.1
-8 h 388 -2.5
-10 h 408 +1.0
-12 h 424 -0.1

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 15 -/ -
-2 h 20 -/ -
-4 h 12 -/ -
-6 h 8 -/ -
-8 h 13 -/ -
-10 h 9 -/ -
-12 h 9 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 9x10^1
8/ 2 0.4 3x10^2
8/ 1 0.5 7x10^2
7/31 0.6 3x10^3
7/30 0.6 3x10^3
7/29 0.6 3x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2018/ 7/28 14:16 太陽風は平均的な状態です。太陽の東端から黒点が現れるかもしれません。
2018/ 7/29 13:01 太陽風は低速になっています。
2018/ 7/30 13:15 太陽風は更に低速になっています。太陽は無黒点が続いています。
2018/ 7/31 12:51 太陽風磁場がやや強まりました。低速風は続いています。
2018/ 8/ 1 13:04 太陽風は低速の状態が続いています。太陽は無黒点が続いています。
最新のニュース

2018/ 8/ 2 12:30 更新
太陽に黒点が発生しています。7月の黒点数は 1.6 でした。

担当 篠原

WDC-SILSOより、
7月の黒点相対数の平均値は、 1.6 と発表されました。

月平均値が1桁台に下がったのは、4月の 8.9 以来、
今回の極小期では6回目です。
3月の 2.5 を下回って、今回の最小値になっています。

静かな太陽が長く続いて話題になった
前回の極小の時(2007〜2009年頃)は、
月平均値が 2 を割ったのは、2007年に1回、208年に4回、
2009年に5回と、計10回でした。
今回の極小期は、どのような経過をたどるのでしょうか。

また、1日の黒点相対数が 0 になる、無黒点日の日数は、27日でした。
これは、3月の 25日を超えて、今回の極小期の最大値です。

前回の極小の時は、無黒点日が27日に達したのは、
2007年に1回、2008年に3回、2009年に3回でした。
あれだけの極小の時でも、この程度しか発生していない記録です。

静かな方の記録は、なかなか分かりにくいですが、
引き続き注目してください。



今日の太陽は、南東側(左下)の活動的な領域に黒点が発生し、
2717群と番号が付いています。
SDO衛星の可視光写真によると、
昨日の昼過ぎから見え始めていた様です。

X線グラフには特に変化は見られず、
穏やかな状態が続いています。


太陽風は、昨夜にかけて速度が450km/秒へ高まる変化が到来し、
その後すぐに下がって行き、
現在は360km/秒と既に低速風に戻っています。
(グラフの最後で、400km/秒に上がる変化が見えています)
磁場強度は、5〜10nTの間を上下に変化しています。

27日周期の図の前周期に見られた速度の高まりが、
回帰したのかもしれません。
前回は5日近く続いたのですが、
今回は短い時間で終わってしまうのでしょうか。




太陽黒点相対数の長期変化。7月の黒点相対数は 1.6 でした。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


1970年以降の太陽黒点相対数の長期変化。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


1970年以降の月毎の無黒点日の日数。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。