宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:31)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/27 --- ---
6/26 --- ---
6/25 --- ---

黒点  6/27 (NOAA)
磁場 フレア
2715 2 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:25 600 -1.7
-2 h 617 +1.7
-4 h 645 +0.0
-6 h 607 +1.2
-8 h 577 -1.5
-10 h 578 -2.4
-12 h 594 -0.1

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -15 -/ -
-2 h -21 -/ -
-4 h -24 -/ -
-6 h -29 -/ -
-8 h -31 -/ -
-10 h -24 -/ -
-12 h -17 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 6x10^2
6/27 0.5 3x10^3
6/26 0.6 3x10^3
6/25 0.5 1x10^3
6/24 0.5 6x10^2
6/23 0.6 3x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2018/ 6/22 13:53 太陽風はやや低速になり、磁気圏も静穏です。
2018/ 6/23 13:20 太陽風の磁場強度が高まり、磁気圏の活動もやや強まっています。
2018/ 6/24 10:03 太陽風の速度が500km/秒に高まっています。磁気圏も活動的です。
2018/ 6/25 13:11 太陽風の速度は下がり始めています。
2018/ 6/26 12:45 太陽風磁場が南向きに強まり、磁気圏の活動も高まっています。
最新のニュース

2018/ 6/27 12:31 更新
高速太陽風が到来し、速度は600km/秒に高まってます。

担当 篠原

太陽風の磁場強度は、昨日のニュースの後に10nTを超え、
15nT近くまで強まりました。
それと共に、速度の上昇も始まり、
26日19時(世界時26日10時)に500km/秒を超えて高速風になり、
27日0時(世界時26日10時)には600km/秒、
更に、今朝、27日8時(世界時26日23時)には、
650km/秒まで高まりました。
その後、速度は少し下がって、現在は600km/秒です。

コロナホールによる高速の太陽風が到来しています。
27日周期の図を見ると、
前周期よりも1日半近く変化が早くなっています。
6月24日にコロナホールの淡い広がりについて書きましたが、
その領域からの影響が来ている様です。

前周期の高速風は、700km/秒に達する変化も発生しました。
今回はどうなるでしょうか。

太陽風の強まりを受けて、
磁気圏の活動も高まった状態が続いています。
AE指数では、500〜800nTの中規模の変化が
連続的に発生しています。
一方、DSCOVR衛星の磁場のグラフでは、
南北成分は最後の辺りで北向きに振れています。
この傾向がこの後も続くと、
高速風は続いていますが、磁気圏は静かになっていくでしょう。
この後の南北成分の振れ方に注目してください。

27日前の高速風は、6月5日にかけて続いています。
今回はどこまで続くでしょうか。


太陽は、2715黒点群がかなり小さくなり、
このまま消えて、無黒点になりそうです。

X線グラフは、全体の強度も下がっています。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。