宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:20)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が非常に強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/ 3 --- ---
6/ 2 --- ---
6/ 1 --- ---

黒点  6/ 3 (NOAA)
磁場 フレア
2712 10 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:15 627 +0.3
-2 h 650 -0.4
-4 h 691 -1.8
-6 h 651 -0.9
-8 h 630 -1.5
-10 h 617 -2.0
-12 h 591 +2.8

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -22 -/ -
-2 h -21 -/ -
-4 h -23 -/ -
-6 h -18 -/ -
-8 h -20 -/ -
-10 h -8 -/ -
-12 h -13 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 4x10^3
6/ 3 0.5 3x10^4
6/ 2 0.6 1x10^4
6/ 1 0.6 6x10^2
5/31 0.5 1x10^2
5/30 0.5 1x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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太陽風 7日 (ACE)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2018/ 5/29 11:45 太陽でC2.7の小規模フレアが発生しました。
2018/ 5/30 12:34 2712黒点群は縮小に向かっています。太陽風はやや低速です。
2018/ 5/31 12:30 太陽風は低速で、磁気圏は穏やかです。
2018/ 6/ 1 19:25 600km/秒に達する高速太陽風が到来し、磁気圏の活動も強まっています。
2018/ 6/ 2 12:49 高速太陽風は700km/秒に達しています。
最新のニュース

2018/ 6/ 3 13:20 更新
600km/秒台の高速太陽風が続いています。磁気圏も活動的です。

担当 篠原

高速の太陽風が続いています。
速度は、昨夜にかけて一旦570km/秒に下がりましたが、
その後再び高まって670km/秒に上がり、
現在は、630km/秒付近で推移しています。

太陽風の磁場強度も連動して変化し、
3nTから6nTへ少し高まって、再び3nTに戻っています。

コロナホールから吹き出す高速風に、
強弱の変化があった様です。

磁気圏は、活動的な状態が続いていますが、
AE指数の変化は500nT前後と、中程度の変化に留まっています。
太陽風の速度は高まっていますが、
磁場の南向きの変化が小さくなっているためでしょう。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
コロナホールは太陽の西に更に進んでいます。
今後、影響は次第に弱まっていくでしょう。


太陽では、2712黒点群で小さい活動が増えていて、
X線グラフにBクラスの変化が続いています。
しかし、可視光写真では黒点は少なくなっています。


今回の太陽風の高まりの影響で、
放射線帯の高エネルギー電子が増加して、
2機のGOES衛星のデータが1万に達しています。
明日は更に高まるでしょうか。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。