宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:31)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/ 6 --- ---
4/ 5 --- ---
4/ 4 --- ---

黒点  4/ 6 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:25 435 +0.6
-2 h 445 +0.6
-4 h 446 +1.7
-6 h 429 +3.4
-8 h 404 -3.3
-10 h 389 +1.4
-12 h 385 -2.1

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -6 -/ -
-2 h 0 -/ -
-4 h 2 -/ -
-6 h 1 -/ -
-8 h 7 -/ -
-10 h 8 -/ -
-12 h 9 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^2
4/ 6 0.3 5x10^2
4/ 5 0.5 1x10^3
4/ 4 0.5 2x10^3
4/ 3 0.4 2x10^3
4/ 2 0.4 3x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
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EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
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太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
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衛星電子 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2018/ 4/ 1 13:43 2703黒点群でB7.1の小さいフレアが発生し、CMEも飛び出しています。
2018/ 4/ 2 13:45 太陽は無黒点に戻っています。イエローナイフのオーロラをどうぞ。
2018/ 4/ 3 13:20 太陽風は平均的な状態で、磁気圏も穏やかです。
2018/ 4/ 4 13:57 太陽風は低速になりました。磁気圏は穏やかです。
2018/ 4/ 5 13:29 低速の太陽風が続いています。磁気圏では弱い活動が起きています。
最新のニュース

2018/ 4/ 6 12:31 更新
太陽風の速度が少し高まっています。3月の黒点相対数は 2.5 でした。

担当 篠原

WDC-SILSOより、
3月の黒点相対数の月平均値は、2.5 と発表されました。

昨年11月に、月平均値が5.7と、
今回の極小期で初めて1桁台に下がりましたが、
以降、8.2、6.7、10.6と1桁でも大きい方に留まっていました。
しかし、今回、一気に 0 近くまで大きく下がりました。

月平均値が1桁台の前半まで下がったのは、
第24活動周期の初めの頃の2009年8月以来、
およそ9年ぶりです。
この月は、1か月間無黒点が続き、平均値も 0.0 でした。
3枚目の図で、無黒点の日数が30日の線を越えて、
31日のところに達しているデータです。

3月の無黒点の日数は、25日でした。
これから、第23期と第24期の間の極小期と同様に、
無黒点日が25日を超える月が繰り返し発生するのでしょうか。

第25期が始まるまで、寂しい太陽面が続きそうです。



現在の太陽風は、
速度が上がって、450km/秒とやや高速になっています。
速度の変化に伴って、磁場強度も5nTから8nTに少し強まり、
現在は5nTに戻っています。

磁場の南北成分は、0nT付近か、北寄りの傾向になっています。
このため、磁気圏は全体としては穏やかで、
AE指数のグラフは、太陽風磁場が一時的に南を向いた頃に、
500nTの中規模の変化を起こしている程度です。

太陽風の高まりは、一時的な変化ではないでしょうか。
SDO衛星AIA193のコロナホールの影響が始まるまで、
基本的には穏やかな風が続きそうです。


太陽は無黒点が続いています。
X線のグラフも変化はありません。



太陽黒点相対数の長期変化。3月の黒点相対数は 2.5 でした。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


1970年以降の太陽黒点相対数の長期変化。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


1970年以降の月毎の無黒点日の日数。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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