宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (15:13)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/ 4 --- ---
3/ 3 --- ---
3/ 2 19:48 C1.9

黒点  3/ 4 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
15:04 451 +0.3
-2 h 441 +1.1
-4 h 397 -1.4
-6 h 334 +2.3
-8 h 330 -0.5
-10 h 337 -3.9
-12 h 319 +1.3

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
14:30 -9 -/ -
-2 h -4 -/ -
-4 h 16 -/ -
-6 h 4 -/ -
-8 h 12 -/ -
-10 h 10 -/ -
-12 h 6 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 5x10^0
3/ 4 0.4 1x10^3
3/ 3 0.4 7x10^2
3/ 2 0.4 9x10^2
3/ 1 0.5 8x10^2
2/28 0.5 3x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2018/ 2/27 12:21 太陽風磁場が強まり、磁気圏の活動も高まっています。黒点が発生しました。
2018/ 2/28 13:13 太陽風の速度は500km/秒台に高まりました。2700黒点群は小さくなっています。
2018/ 3/ 1 13:18 太陽風は平均的な速度に戻っています。
2018/ 3/ 2 14:11 2700黒点群でB6.8の小さいフレアが起きました。
2018/ 3/ 3 14:10 C1.9の小規模フレアが発生しました。太陽風は更に低速になっています。
最新のニュース

2018/ 3/ 4 15:13 更新
太陽風がやや高速になっています。太陽は無黒点になっています。

担当 篠原

太陽風の速度は、今朝までは330km/秒と低速でしたが、
その後上昇を始め、
現在は450km/秒とやや高速の風になっています。

27日周期の図の前周期に見られた、
太陽風速度の高まりが帰ってきたのかもしれません。

太陽風の磁場強度は、速度が高まる前に10nTに強まりましたが、
速度が上がると、こちらは低下して、
現在は3nTとやや弱い値になっています。

磁気圏では、AE指数で300nT程度の
小規模の変化が数回発生しています。

太陽風の速度は少し高まってきましたが、
磁場が弱まっているので、
今後もこの状態であれば、磁気圏は弱い変化に留まりそうです。


太陽は、無黒点になっています。
SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
東端(左端)から明るい領域が上がってきたのですが、
黒点は見えませんでした。

X線のグラフも変化はなく、太陽は穏やかです。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。