宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:22)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/15 --- ---
2/14 --- ---
2/13 --- ---

黒点  2/15 (NOAA)
磁場 フレア
2699 8 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:15 296 +0.1
-2 h 297 -1.6
-4 h 299 -1.3
-6 h 301 -1.9
-8 h 309 -1.5
-10 h 318 -1.7
-12 h 315 +0.2

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 12 -/ -
-2 h 15 -/ -
-4 h 8 -/ -
-6 h 10 -/ -
-8 h 11 -/ -
-10 h 11 -/ -
-12 h 15 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^0
2/15 0.4 4x10^0
2/14 0.5 5x10^0
2/13 0.6 5x10^0
2/12 0.5 6x10^0
2/11 0.4 6x10^0

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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太陽風 7日 (ACE)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2018/ 2/10 09:55 2699黒点群でBクラスのフレアが続いています。太陽風は低速です。
2018/ 2/11 09:48 2699黒点群で、C4.6の小規模フレアが発生しました。
2018/ 2/12 13:57 2699黒点群でC1.5フレアが発生し、CMEも発生しています。
2018/ 2/13 12:43 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。コロナホールが太陽の中心部に広がっています。
2018/ 2/14 13:43 太陽風は低速です。今後、CMEの乱れが到来しそうです。
最新のニュース

2018/ 2/15 13:22 更新
太陽風は低速で、変化は始まっていません。アイスランドのオーロラをどうぞ。

担当 篠原

一週間前になりますが、2月8日に、
アイスランド北部のHrisey島で撮影されたオーロラの写真を、
Songhiさんよりいただきました。

この頃の太陽風は、速度、磁場強度とも平均的な状態で、
磁気圏の活動も穏やかだったのですが、
アイスランドの夜の時間帯に、磁場が南寄りに振れて、
小規模ですがオーロラの活動を起こしたようです。
時間帯が同じかは分かりませんが、
ノルウェー・トロムソの全天カメラでも、
オーロラの活動が撮影されています。

Songhiさんによると、
現地のオーロラ予報サイトの期待レベルは0だったそうで、
厳しい条件の中、見事にオーロラの輝きを捉えた写真です。
どうもありがとうございます。



現在の太陽風は、速度は300km/秒に下がり、
更に低速になっています。
磁場強度も、 2nTに弱まっています。

太陽風磁場の南北成分は、
振れ幅は小さいですが、
グラフの後半から南寄りに変化しています。

速度が遅いこともあり、
AE指数のグラフは目立った変化にはなっていませんが、
ノルウェー・トロムソの全天カメラを見ると、
弱いオーロラの活動も発生しているようです。

12日のCMEの噴出から3日が経ち、
そろそろ乱れが到来するかもしれません。
今後の太陽風の変化に注目して下さい。


太陽では、2699黒点群が西の端に近付いています。
活動は穏やかで、可視光写真の姿もだいぶ寂しくなってきました。



アイスランド北部のHrisey島で、2月8日に撮影されたオーロラ。
(c) Songhi氏


アイスランド北部のHrisey島で、2月8日に撮影されたオーロラ。
(c) Songhi氏


2699黒点群の拡大写真。SDO衛星。
(c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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