宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:08)
太陽フレアは静かです。
太陽風南向き磁場がやや強くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/15 --- ---
1/14 --- ---
1/13 --- ---

黒点  1/15 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:56 514 -4.4
-2 h 497 -3.2
-4 h 516 -1.2
-6 h 519 +0.3
-8 h 540 +0.6
-10 h 552 +0.3
-12 h 572 +0.2

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -4 -/ -
-2 h 7 -/ -
-4 h 11 -/ -
-6 h 1 -/ -
-8 h -6 -/ -
-10 h -8 -/ -
-12 h -8 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 6x10^0
1/15 0.4 1x10^1
1/14 0.5 6x10^0
1/13 0.4 1x10^1
1/12 0.4 2x10^1
1/11 0.4 1x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2018/ 1/10 13:10 太陽風の速度は下がり始め、高速風は終わりかけています。
2018/ 1/11 12:26 太陽風は平均的な速度に戻っています。12月の黒点相対数は 8.2 でした。
2018/ 1/12 12:31 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。今後コロナホールの影響が始まりそうです。
2018/ 1/13 13:31 太陽風は更に低速になっています。太陽は無黒点です。
2018/ 1/14 12:00 高速太陽風が到来し、速度は600km/秒に上昇しています。
最新のニュース

2018/ 1/15 12:08 更新
太陽風の速度はゆっくりと下がり始めています。

担当 篠原

今日は、SDO衛星のデータページを見ることができません。
SOHO衛星のページで公開されている画像を参照すると、
黒点は今日も見えず、無黒点の状態が続いています。
X線グラフも変化はなく、太陽は穏やかです。


太陽コロナの様子は、
SOHO衛星のEIT195カメラの写真を掲載します。
撮影は昨夜です。

現在の高速太陽風をもたらしている北半球のコロナホールは、
西の端(右端)に近づき、
掲載の写真ではほとんど分からなくなっています。
一方、東側(左側)には次のコロナホールが見えています。


太陽風は、高速の状態は続いていますが、
速度は500km/秒に下がっています。
27日周期の図を見ると、
前周期の太陽風は12月19日から速度が下がり始めています。
現在の太陽風もこのまま速度が下がり続けると、
前周期と同様のタイミングで高速風の終わりに向かいそうです。

一方、前周期は12月24日から次の太陽風の高まりが始まっています。
この発生源は、EIT195の太陽の東側に見えてきたコロナホールです。
今回は、1月20日頃の回帰になりそうです。

高速の太陽風は続いていますが、
磁場の南北成分は0nT付近で小さく変化しているため、
磁気圏の活動はあまり高まっておらず、
AE指数は500nTの変化が起きている程度です。

南北成分の傾向が変わらなければ、
高速風の終わりに向かって、このまま穏やかに推移しそうです。




SOHO衛星のEIT195カメラによる太陽コロナの様子
(c) SOHO (ESA & NASA)


SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)


GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。