宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:41)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/ 1 --- ---
12/31 --- ---
12/30 --- ---

黒点  1/ 1 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:34 411 +3.3
-2 h 396 -2.1
-4 h 384 -2.1
-6 h 375 -4.6
-8 h 370 -0.6
-10 h 349 -0.0
-12 h 350 -0.9

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -14 -/ -
-2 h 8 -/ -
-4 h 11 -/ -
-6 h 21 -/ -
-8 h 15 -/ -
-10 h 8 -/ -
-12 h 10 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^2
1/ 1 0.4 1x10^3
12/31 0.5 6x10^2
12/30 0.7 1x10^3
12/29 0.4 1x10^3
12/28 0.5 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
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衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/12/27 12:40 太陽風は平均的な速度に戻っています。2692黒点群が見えなくなりそうです。
2017/12/28 08:53 太陽風は平均的な速度です。太陽は無黒点になっています。
2017/12/29 13:23 太陽の東端で小さいフレアが発生しました。太陽風はやや低速で穏やかです。
2017/12/30 09:28 太陽の東端に小さい黒点が現れました。太陽風は平均的な状態です。
2017/12/31 10:43 太陽風はやや低速になり、磁気圏も穏やかです。太陽は無黒点です。
最新のニュース

2018/ 1/ 1 12:41 更新
高速の太陽風が始まりそうです。磁気圏の活動も少し高まっています。

担当 篠原

昨日のニュースで注目していた太陽風磁場のセクターの切り替わりが、
今日未明、1月1日3時(世界時12月31日18時)頃にDSCOVR衛星で観測され、
太陽風磁場の大まかな方向は、T から A に変化しています。
27日周期の図で前周期と比べると、
半日ほど遅れての到来でした。

その後、太陽風の磁場強度が強まり、
5nTの平均的な状態から、現在は10nTへ強まっています。
速度の変化も見え始めていて、
350km/秒の低速風から、
現在は400km/秒と平均的な速さに上がっています。

これらの変化も前周期と同様で、
今後、速度は一段と高まっていく可能性があります。

太陽風磁場のセクターの切り替わり以降、
太陽風磁場の南北成分は、
南向きに変化する様に傾向が変わり、
-5nT前後の強さ南向きの変化が続いています。

この影響で、磁気圏の活動も次第に高まりを見せ、
AE指数のグラフでは、
400nT程度の小規模の変化が続く様になっています。

この変化の中で発生した、世界時31日21時頃のオーロラの様子を、
ノルウェー・トロムソの全天カメラの動画で紹介します。
世界時ではまだ2017年のオーロラですが、
日本時間では既に2018年に変わっていました。
満月に近い月明かりのため、夜空としてはかなり厳しい条件です。

前周期の高速太陽風は、3〜4日ほど続きました。
オーロラの活動は、高速風の前半の頃により強まります。
今日、明日の状態に注目してください。


太陽は、無黒点です。
X線グラフも変化はなく、とても穏やかです。




いよいよ2018年が始まりました。
宇宙天気の活動は、一段と穏やかになりそうです。
宇宙天気ニュースも地味な更新の日が増大すると思いますが、
どうぞ今年もよろしくお願い致します。



ノルウェー・トロムソの全天カメラで、世界時31日21時頃に撮影されたオーロラ。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。