宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:37)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/21 --- ---
12/20 --- ---
12/19 --- ---

黒点 12/21 (NOAA)
磁場 フレア
2692 6 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:25 415 -1.8
-2 h 407 +0.8
-4 h 421 -0.1
-6 h 419 +2.2
-8 h 437 +0.6
-10 h 445 +1.9
-12 h 445 +0.8

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -6 -/ -
-2 h 1 -/ -
-4 h 8 -/ -
-6 h 9 -/ -
-8 h 3 -/ -
-10 h -1 -/ -
-12 h 2 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^3
12/21 0.5 4x10^3
12/20 0.4 3x10^3
12/19 0.6 6x10^3
12/18 0.4 3x10^3
12/17 0.4 3x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/12/16 14:05 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。コロナホールの影響が近づいています。
2017/12/17 13:36 太陽風の磁場が強まり、速度も高まり始めています。
2017/12/18 11:51 650km/秒に達する高速太陽風が到来し、磁気圏の活動も強まっています。
2017/12/19 11:56 高速の太陽風が続き、現在の速度は570km/秒です。磁気圏は穏やかになっています。
2017/12/20 14:11 太陽風の速度は460km/秒に下がり、高まりは終わりかけています。
最新のニュース

2017/12/21 13:37 更新
太陽の黒点に2692群と番号がつきました。太陽風は平均的な速度に戻っています。

担当 篠原

太陽の東側に現れた黒点に、2692黒点群と番号が付きました。
1つ前の2691群は、12月12日まで見えていたので、
可視光の太陽写真に番号が載るのは、およそ10日ぶりです。
X線グラフでは、Bクラスの小さい変化も起きています。


太陽風は、速度の低下が続き、
今朝くらいに、410km/秒と平均的な状態に戻っています。
磁場強度は、3nTとやや弱い値で安定しています。

磁場の南北成分は、
南寄り、北寄り、南寄りと傾向が変化していますが、
変化の幅は小さく、速度が下がってきたこともあり、
磁気圏は概ね静穏です。

太陽風の高まりは一段落付きましたが、
SDO衛星AIA193では、次のコロナホールが、
太陽の中心部から南半球へ向かって広がっています。
3日後くらいには、
この領域の影響が及び始めるかもしれません。

27日前の前周期よりもコロナホールの広がりは大きくなっています。
太陽風の高まりも、より大きくなる可能性があります。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。