宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:36)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/26 --- ---
11/25 --- ---
11/24 --- ---

黒点 11/26 (NOAA)
磁場 フレア
2689 3 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:25 328 +0.4
-2 h 333 -0.3
-4 h 338 -0.0
-6 h 347 -0.7
-8 h 359 -0.7
-10 h 382 -0.7
-12 h 403 -0.2

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
09:30 -4 -/ -
-2 h 0 -/ -
-4 h -4 -/ -
-6 h -10 -/ -
-8 h -16 -/ -
-10 h -17 -/ -
-12 h -17 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 6x10^2
11/26 0.4 7x10^2
11/25 0.4 1x10^4
11/24 0.4 1x10^4
11/23 0.4 7x10^3
11/22 0.4 3x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/11/21 15:05 高速太陽風が到来し、磁気圏の活動も高まっています。
2017/11/22 13:02 高速の太陽風が続いています。太陽は無黒点で穏やかです。
2017/11/23 08:06 高速太陽風は終わりに近付いています。
2017/11/24 14:22 太陽風は低速風に変わりかけています。
2017/11/25 09:30 新しい黒点が発生しています。太陽風は平均的な速度に上がっています。
最新のニュース

2017/11/26 10:36 更新
太陽で弱い爆発現象が発生しています。太陽風は低速になっています。

担当 篠原

昨日、25日14時半(世界時25日5時半)頃、
太陽の北半球の2689黒点群の周辺で、
弱い爆発現象が発生しました。

X線の変化は、B1.6と小さく、
SDO衛星AIA193の動画の様子では、
フィラメント噴出が発生したのかもしれません。

この現象に伴って、淡いCME(太陽ガスの放出現象)も発生し、
SOHO衛星LASCO C2、C3によると、
主に太陽の左側に向かってガスが飛び出しています。
ただし、発生地点は太陽の中心に近い領域なので、
地球の方向にも弱い乱れが向かっているかもしれません。

太陽は、2689黒点群が少し大きくなって、
掲載の可視光写真でも見やすくなっています。


やや高まっていた太陽風は、
昨夜までは400km/秒台を保っていましたが、
今日に入ると速度は下がり、現在は330km/秒と低速風に戻っています。
磁場強度も2〜3nTに下がっています。
27日周期の図を見ると、小さい高まりが発生した程度でした。

太陽風磁場の南北成分は、0nT付近で小さくなっています。
磁気圏は穏やかになっていて、
AE指数のグラフは小さい変化が見られる程度です。

SDO衛星AIA193では、
太陽の南半球のコロナホールが太陽の中心線に達しています。
3日後と考えると、29日頃に影響が到来しそうです。
コロナホールは、北半球の小さいコロナホールから
伸びている様に見えるので、
今後、どのタイミングで太陽風に変化が発生するのか、
注目してください。




太陽の北半球で発生した弱い爆発現象。SDO衛星AIA193。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


爆発現象に伴って、太陽の東に向かうCMEが発生しました。SOHO衛星LASCO C2、C3。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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