宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:31)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/ 2 --- ---
11/ 1 --- ---
10/31 --- ---

黒点 11/ 2 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:25 313 +5.7
-2 h 296 +0.4
-4 h 300 -4.7
-6 h 297 -0.4
-8 h 294 -2.3
-10 h 298 +4.3
-12 h 296 +5.1

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 1 -/ -
-2 h 19 -/ -
-4 h 12 -/ -
-6 h 8 -/ -
-8 h 12 -/ -
-10 h 11 -/ -
-12 h 4 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 4x10^2
11/ 2 0.4 2x10^3
11/ 1 0.4 5x10^3
10/31 0.4 5x10^3
10/30 0.5 5x10^3
10/29 0.4 4x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/10/28 12:05 太陽風は平均的な速度に戻り、磁気圏も穏やかです。彗星が太陽の横を通過しています。
2017/10/29 14:15 太陽風は低速になり、磁気圏も穏やかです。彗星が去りつつあります。
2017/10/30 12:21 太陽風の速度は310km/秒へ下がっています。アイスランドのオーロラをどうぞ。
2017/10/31 12:47 太陽風は更に低速になっています。2685黒点群が消えた様です。
2017/11/ 1 12:25 太陽は無黒点になっています。低速の太陽風が続いています。
最新のニュース

2017/11/ 2 12:31 更新
太陽は無黒点です。太陽風は低速風が続いています。

担当 篠原

太陽は、無黒点になったまま静かな状態が続いています。
X線のグラフも、変化のない状態です。

STEREO Ahead衛星の画像を見ると、
太陽の東端近くに活動的な領域が近づいているようです。
黒点があるのかどうか、今後の出現に注目して下さい。


太陽風は、速度が300km/秒にやや上がりましたが、
低速の風が続いています。
磁場強度は、10nTに強まる変化が発生していますが、
速度と連動する様子は見られません。

SDO衛星AIA193では、南半球のコロナホールは、
西の端に向かって進んでいます。
これから影響が始まるのか、このまま何もなく過ぎていくのか、
引き続き注目してください。

一方、太陽の北東(左上)には、次のコロナホールが見えています。
この領域の影響は、前回は10月11日頃に始まっています。
27日周期で考えると、今回は11月7日頃でしょうか。
前回は、最高速度が700km/秒に達する変化をもたらしました。
今回はどうなるでしょうか。

磁気圏は、基本的には穏やかだと思いますが、
太陽風磁場が強まって、南北成分が -5nT程度に振れているため、
この時間帯に小規模の活動が発生している可能性があります。

今日のAE指数のグラフは、
観測データの数が少ないことを示す灰色の線が目立っています。
このため、参照には注意が必要です。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。