宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:45)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/27 --- ---
10/26 --- ---
10/25 --- ---

黒点 10/27 (NOAA)
磁場 フレア
2685 1 α ---
2686 2 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:34 484 -0.3
-2 h 493 -1.6
-4 h 496 +0.6
-6 h 514 +0.7
-8 h 526 +1.7
-10 h 536 -1.8
-12 h 545 -2.8

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -26 -/ -
-2 h -17 -/ -
-4 h -15 -/ -
-6 h -19 -/ -
-8 h -31 -/ -
-10 h -38 -/ -
-12 h -38 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^3
10/27 0.6 5x10^3
10/26 0.4 5x10^3
10/25 0.3 1x10^3
10/24 0.5 2x10^3
10/23 0.4 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/10/22 12:50 太陽の東端から2685黒点群が現れました。
2017/10/23 13:52 太陽風は平均的な状態です。明日から高速太陽風が始まりそうです。アイスランドのオーロラをどうぞ。
2017/10/24 12:06 太陽風は低速になっています。太陽は静かな状態が続いています。
2017/10/25 13:46 高速太陽風が到来し、速度は600km/秒に高まっています。
2017/10/26 12:26 高速の太陽風は続いていますが、速度は少し下がっています。
最新のニュース

2017/10/27 12:45 更新
太陽風の速度は低下が続いています。マックホルツ彗星が太陽に近づいています。

担当 篠原

SOHO衛星のLASCO C3カメラの右下から、
明るい彗星が尾をひきながら現れています。
spaceweather.comによると、マックホルツ彗星とのことです。
この彗星は1986年に発見され、5.3年の周期で太陽を回っています。
太陽に最も近付くのは、今日、10月27日とのことです。
(世界時なので、日本では28日に入っているかもしれません)
週明けにかけて、LASCO C3の画面を通過していくそうです。



太陽風は、速度の低下が続き、
現在は480km/秒まで下がっています。
高速の風は今日にも終わってしまうかもしれません。

太陽風の磁場強度は、5nTと平均的な値で安定しています。
南北成分は、半日ほど南向きに強まって、
その後、0nTに戻る変化をしています。
このため、AE指数のグラフも
半日ほど500〜1000nTの活発な変化が発生し、
その後は再び静かになっています。


太陽は、穏やかな状態が続いています。
2685群と2686群の黒点が、ゆっくりと西に向かうのみです。




SOHO衛星LASCO C3にマックホルツ彗星が姿を現しました。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。