宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (07:37)
太陽フレアは静かです。
太陽風が非常に高速です。
磁気圏の最新データがありません。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/23 --- ---
4/22 --- ---
4/21 --- ---

黒点  4/22 (NOAA)
磁場 フレア
2651 7 β ---
2652 1 α ---
2653 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
07:25 700 -4.3
-2 h 707 -0.1
-4 h 693 -0.5
-6 h 694 -2.0
-8 h 697 -3.4
-10 h 696 +0.3
-12 h 694 -2.2

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
07:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^4
4/23 0.4 2x10^4
4/22 0.5 4x10^3
4/21 0.5 3x10^3
4/20 0.4 4x10^2
4/19 0.4 3x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
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太陽放射線 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/ 4/18 13:16 太陽の東端に黒点が現れています。太陽風は低速です。
2017/ 4/19 12:31 太陽の東端でC5.5の小規模フレアが発生しました。高速太陽風が始まりかけています。
2017/ 4/20 12:45 太陽風は540km/秒の高速風になっています。太陽は静かになっています。
2017/ 4/21 12:52 太陽でフィラメント噴出が発生しています。高速の太陽風が続いています。
2017/ 4/22 13:23 太陽風は700km/秒に速度が高まっています。磁気圏の活動も活発です。
最新のニュース

2017/ 4/23 07:37 更新
700km/秒の高速太陽風が続き、磁気圏の活動は更に強まっています。

担当 篠原

昨日の昼に700km/秒とかなり高い速度まで高まった太陽風は、
現在もこの速度を保っています。
磁場強度も、5〜10nTとやや強まった状態で変化しています。

4月20日に始まった今回の高速太陽風は、4日目に入っています。
SDO衛星AIA193の太陽写真のコロナホールは、
赤道付近の先頭が、太陽の西半球の半分くらいに進み、
影響が及び始める目安の位置に達しています。
続いて、南半球に伸びるコロナホールの影響がやって来ると考えると、
27日周期の図の前周期のように、
高速太陽風は更に1週間近く続くかもしれません。

太陽風磁場の南北成分は、やや南寄りに振れています。
磁場強度が高まっているため、
-5〜-10nT程度の強い南向きの変化が繰り返し発生しています。
このため、磁気圏の活動はかなり高まっていて、
AE指数のグラフは、1000nT前後の激しい活動が連続的に発生しています。
22日18時半(世界時22日9時半)には、
2000nTに達する大きな変化も記録されています。


太陽は、昨日朝のB9.6の小さいフレア以降、特に活動は見られず、
静かな状態が続いています。


放射線帯の高エネルギー電子が、
高速太陽風の影響を受けて、10,000に達しています。
今後、更に増加する可能性があります。



世界時4月22日のAE指数(速報値)。
(c) 京都大学WDC


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。