宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:20)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏の最新データがありません。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/11 --- ---
2/10 --- ---
2/ 9 12:21 C1.3
10:35 C1.1

黒点  2/10 (NOAA)
磁場 フレア
2635 5 β C1

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:15 436 -0.7
-2 h 430 -0.5
-4 h 439 +0.3
-6 h 438 +2.6
-8 h 425 -2.9
-10 h 435 -0.6
-12 h 443 -2.4

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
09:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 5x10^3
2/11 0.4 1x10^4
2/10 0.4 2x10^4
2/ 9 0.4 2x10^4
2/ 8 0.5 3x10^4
2/ 7 0.4 4x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
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AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/ 2/ 6 13:38 太陽風の速度が再び高まり、650km/秒に達しました。現在も高速風は続いています。
2017/ 2/ 7 13:18 高速の太陽風が続き、磁気圏の活動も高まった状態が続いています。
2017/ 2/ 8 13:56 太陽風の速度は、ゆっくりと下がり始めています。太陽は無黒点です。
2017/ 2/ 9 14:52 2635黒点群が発生し、C1のフレアを2回起こしています。
2017/ 2/10 13:01 2635黒点群は穏やかになっています。太陽風は平均的な状態です。
最新のニュース

2017/ 2/11 09:20 更新
太陽風は平均的な状態ですが、磁気圏はやや活動的です。

担当 篠原

太陽風は、430km/秒と平均的な速さで安定しています。
磁場強度も、5nTと平均的な値です。

磁場の南北成分は、
-3nT程度ですが、南向きの変化が頻繁に見られ、
オーロラの活動度を示すAE指数のグラフは、
500nTに達する中規模の変化が、3回ほど発生しています。

27日周期の図の前周期を見ると、
太陽風の速度は、1月14日に、
400km/秒台から300km/秒台へ一段と下がっています。
今回も、これからより遅くなっていくのでしょうか。

一方、SDO衛星AIA193では、
太陽の東側(左側)の赤道域に、
コロナホールの暗い影が細長く見えています。
27日前の太陽と比較すると、
コロナホールの広がりは、少し狭くなっているようです。
2月15日頃に始まると予想される高速太陽風の変化は、
前周期より弱くなるかもしれません。


2635黒点群は、太陽のちょうど中央部に見えていますが、
X線グラフは変化がなく、太陽はとても穏やかです。


放射線帯の高エネルギー電子は、更に減少して、
GOES13、15の両衛星で、10,000を割っています。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。