宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:16)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏の最新データがありません。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/31 --- ---
1/30 --- ---
1/29 05:55 C2.8

黒点  1/31 (NOAA)
磁場 フレア
2629 1 α ---
2630 1 α ---
2631 3 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:04 495 +0.9
-2 h 437 -0.4
-4 h 445 -1.2
-6 h 487 -1.1
-8 h 538 -1.2
-10 h 523 -0.3
-12 h 495 -0.6

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^3
1/31 0.4 2x10^3
1/30 0.9 4x10^3
1/29 0.5 4x10^3
1/28 0.5 2x10^3
1/27 0.6 7x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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衛星電子 (GOES)
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Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/ 1/26 13:27 低速の太陽風が続いています。太陽も小さい活動に留まっています。
2017/ 1/27 13:32 高速太陽風が到来して、600km/秒に高まっています。磁気圏も活動的です。
2017/ 1/28 10:36 高速の太陽風は続いていますが、速度は下がり始めています。
2017/ 1/29 11:22 高速太陽風は終わりつつあります。C2.8の小規模フレアが発生しました。
2017/ 1/30 14:12 太陽風は平均的な状態で、磁気圏も穏やかです。
最新のニュース

2017/ 1/31 12:16 更新
太陽風の速度が500km/秒に高まっています。

担当 篠原

昨夜、30日21時(世界時30日12時)より、
太陽風の速度が高まり始め、
今日の未明に、550km/秒の高速状態に達しました。
その後、速度は下がって、
今朝には430km/秒と通常の状態に戻ったのですが、
昼前から再び高まって、現在は500km/秒の高速風になっています。

27日周期の図の前周期を見ると、
1月3〜4日にも、太陽風速度の細かい変化が起きていました。
今回、その変化が同様の推移として回帰したようです。

SDO衛星AIA193の太陽写真には、
この高速風に対応する位置に
はっきりとしたコロナホールは見られなかったのですが、
27日前と同様の高速風の到来になっています。

太陽風の磁場強度は、5nTから8nTに上がり、
現在は10nTを超えています。
南北成分は、グラフの中盤までは0nT付近でしたが、
後半から南北への変化が目立ち始めています。
オーロラの活動度を示すAE指数のグラフは、
200〜300nTの小規模の活動が続いていますが、
今後は変化が大きくなるかもしれません。

SDO衛星AIA193に見えている、
縦に大きく伸びるコロナホールの影響は、これから強まります。
前周期を参考にすると、これから1週間程度、
高い速度の太陽風が続く可能性があります。


太陽は、昨日見えていた、東端(左端)の新しい黒点に、
2630群と番号が付きました。
また、2629群のすぐ下にも新しい黒点が発生していて、
2631群となっています。
X線グラフに変化はなく、穏やかな状態が続いています。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。