宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:25)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気圏の最新データがありません。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/22 --- ---
12/21 --- ---
12/20 --- ---

黒点 12/22 (NOAA)
磁場 フレア
2620 5 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:15 628 +2.2
-2 h 625 -4.0
-4 h 577 +2.2
-6 h 561 -1.4
-8 h 576 -0.1
-10 h 628 +7.0
-12 h 649 -5.8

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 5x10^2
12/22 0.3 1x10^3
12/21 0.4 5x10^2
12/20 0.4 7x10^2
12/19 0.3 7x10^2
12/18 0.4 7x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/12/17 13:41 太陽風は低速の風に変わっています。太陽は無黒点の様です。
2016/12/18 13:07 太陽風が少し強まって、磁気圏の活動も少し高まっています。
2016/12/19 13:12 太陽風はやや低速に下がっています。高速太陽風の到来が近づいています。
2016/12/20 10:11 太陽風は低速の状態が続いています。
2016/12/21 13:32 太陽風は低速ですが、磁場強度が強まり始めています。
最新のニュース

2016/12/22 12:25 更新
650km/秒の高速太陽風が到来しました。磁気圏の活動も活発になっています。

担当 篠原

昨日の昼過ぎから、太陽風の速度は上昇を始め、
360km/秒と低速だった太陽風は、
21日21時(世界時21日12時)には、
650km/秒とかなり速い風になりました。

その後、今日の早朝くらいに
一時的に550km/秒に下がる変化もありましたが、
太陽風は、現在も650km/秒前後の高い速度を保っています。

27日周期の図のグラフを見ると、
速度の立ち上がり方が急だったことがよく分かります。

また、太陽風の磁場強度は、
今朝くらいまで10nT前後を推移していました。
現在は、7nTに少し下がっていますが、
やや強まった状態が続いています。

磁場の南北成分は、速度が高まり始めた頃に、
-10nT近い大きな南向きの変化を起こしています。
このため、磁気圏の活動も強まって、
AE指数は、2000nTを超える激しい変化を起こしています。

この頃のオーロラの様子を、
アラスカ・フェアバンクスのオーロラカメラの動画で紹介します。
天候が悪く、雲越しの観測ですが、
オーロラの光が激しく空を動いています。

AE指数は、この激しい変化の後も、
500nT前後の中規模の変化が続いています。
太陽風の速度と磁場が高まっているので、
引き続き磁気圏の活動に注目して下さい。


太陽は、2620黒点群が南西の端(右下)に近づく一方、
中央部に小さい黒点が発生しているようです。

Bクラスの小さい変化は起きていますが、
太陽は穏やかな状態が続いています。


放射線帯の高エネルギー電子は、
現在は1000程度ですが、
太陽風の変化を受けて、今後増加する可能性があります。



アラスカ、フェアバンクス近くのPoker Flatで、世界時21日14〜17時に撮影されたオーロラ。
(c) 情報通信研究機構、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。