宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:11)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が非常に強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/15 --- ---
11/14 --- ---
11/13 --- ---

黒点 11/15 (NOAA)
磁場 フレア
2609 2 β ---
2610 4 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:56 593 -0.0
-2 h 611 +0.1
-4 h 617 -0.1
-6 h 604 +1.7
-8 h 638 -0.7
-10 h 636 +0.1
-12 h - -

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 0 -/ -
-2 h 0 -/ -
-4 h 0 -/ -
-6 h 0 -/ -
-8 h 0 -/ -
-10 h 0 -/ -
-12 h 0 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^4
11/15 0.4 3x10^4
11/14 0.4 3x10^4
11/13 0.4 8x10^3
11/12 0.4 4x10^1
11/11 0.4 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
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太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/11/10 12:39 太陽風の弱い乱れが到来して、磁気圏の活動を少し高めました。
2016/11/11 13:39 太陽風磁場が南向きに強まり、磁気圏の活動が高まりました。高速太陽風が始まりそうです。
2016/11/12 13:48 太陽風はやや高速の状態が続いています。
2016/11/13 13:18 太陽風は700km/秒の高速風になっています。磁気圏の活動もやや高まっています。
2016/11/14 13:37 高速の太陽風は続いていますが、速度は600km/秒に下がっています。
最新のニュース

2016/11/15 12:11 更新
600km/秒台の高速太陽風が続いています。

担当 篠原

太陽風の速度は、600km/秒まで下がったところで落ち着いて、
以降、600〜650km/秒の状態で安定しています。
磁場強度は、5nTから4nTと、
変化は小さいですが弱まっています。
高速風は後半に入っているのでしょう。

太陽風磁場の南北成分は、
0nTを挟んで、南北に小さく変化しています。
磁気圏では、ある程度の活動は続いていて、
AE指数は、500nTくらいの中規模の変化が発生したり、
変化のない穏やかな状態になったりしています。

27日周期の図を見ると、前周期の太陽風は、
今日に対応する10月19日に大きく速度を下げています。
今回の高速風も、終わりが近づいていると思われます。

SDO衛星AIA193では、
太陽の中心部にやや小さいコロナホールがあります。
4日後の11月19日くらいに、
この領域による弱い影響が見られるかもしれません。

また、今日の写真ではまだ見えていませんが、
この後、東端から大きなコロナホールが見え始めます。
前周期のグラフの10月25日に始まる変化をもたらした領域です。
今回も、11月21日くらいから注意が必要でしょう。


太陽では、中央の2610黒点群で、
Bクラスの小さいフレアが発生しています。

また、中央部の北西側(右上)で、
小規模のフィラメント噴出も発生しています。
SOHO衛星の画像では、
目立つほどのCMEにはなっていないようです。


高速太陽風の影響を受けて、
放射線帯の高エネルギー電子が増加しています。
GOES13(赤線)、GOES15(青線)の両衛星で、
10,000を超えています。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。