宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:01)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/ 7 --- ---
11/ 6 --- ---
11/ 5 --- ---

黒点 11/ 7 (NOAA)
磁場 フレア
2605 2 β ---
2606 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:53 306 -1.4
-2 h 304 -2.0
-4 h 306 -2.2
-6 h 310 -2.3
-8 h 310 -1.3
-10 h 304 -2.0
-12 h 309 -0.5

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
14:30 0 -/ -
-2 h 0 -/ -
-4 h 0 -/ -
-6 h 0 -/ -
-8 h 0 -/ -
-10 h 0 -/ -
-12 h 0 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^3
11/ 7 0.4 4x10^3
11/ 6 0.4 5x10^3
11/ 5 0.4 4x10^3
11/ 4 0.3 2x10^4
11/ 3 0.3 9x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/11/ 2 12:49 太陽風は平均的な状態にほぼ戻っています。
2016/11/ 3 13:58 太陽風磁場が南向きにやや強まって、磁気圏の活動を高めています。
2016/11/ 4 12:59 太陽風磁場が南に振れ続け、磁気圏の活動を高めました。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
2016/11/ 5 13:39 太陽風は低速になり、磁気圏も静穏です。
2016/11/ 6 13:10 太陽風は更に低速になり、磁気圏も静穏です。
最新のニュース

2016/11/ 7 14:01 更新
太陽風はかなり低速になっていますが、弱いオーロラが発生しています。

担当 篠原

太陽風の速度は、300km/秒へ更に下がり、
かなり低速の風になっています。
磁場強度も、4nTから3nTへ弱まりつつあるように見えます。

太陽風自体はとても穏やかですが、
磁場の南北成分は-2nTと弱い南向きの状態が続いています。
このため、磁気圏の活動度もやや高まっているようで、
ノルウェー・トロムソの全天カメラでは、
オーロラの活動が捉えられています。
世界時6日20〜21時頃の様子を動画で紹介します。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
南半球に広がるコロナホールが、
太陽の中心線あたりまで進んでいます。
まだ、高緯度側のコロナホールが達したくらいで、
地球へ影響を及ぼしやすい低緯度域のコロナホールの到達は、
明日くらいになりそうです。


太陽は、西端(右端)の2605群の黒点はほとんど見えなくなり、
東側(左側)の2606群で、1つだけ見ている程度です。
X線グラフもほとんど変化がなく、太陽はとても穏やかです。



ノルウェー・トロムソの全天カメラにより撮影された、世界時6日20〜21時頃のオーロラ。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。